襷を、君に。

蓮見恭子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334910808
ISBN 10 : 4334910807
フォーマット
出版社
発行年月
2016年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
360p;19

内容詳細

全国中学校駅伝大会―中学3年生の庄野瑞希は大会記録を更新する走りでチームを逆転優勝に導く。しかし、周囲の期待に押し潰され、走る意味を見失った瑞希は、陸上をやめるつもりでいた。一方、福岡・門司港で、倉本歩はテレビの中の瑞希の美しく力強い走りに魅せられる。「あの子のように走りたい」その一心で新進気鋭の港ケ丘高校陸上部に入部するが、部員は歩よりはるかに速い選手ばかりで―。二人の奇跡的な出会いが、新たな風を紡ぎだす!スポーツ小説を多く手掛けてきた著者が少女たちの葛藤と成長を描く、胸を熱くさせる青春小説!

【著者紹介】
蓮見恭子 : 大阪府堺市生まれ。大阪芸術大学美術学科卒。2010年『女騎手』で第30回横溝正史ミステリ大賞優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • おしゃべりメガネ さん

    思ってた以上にココロに響くステキな作品でした。堂場さんの名作『チーム』の女子高校生版といったところでしょうか。展開はシンプルで、中学では陸上の経験がなく、とある選手に憧れて高校から陸上を始めようとしていた「歩」にいきなり試練が訪れます。その後もなかなか一筋縄ではいかない展開が続きますが、まったくめげるコトなく、前向きに取り組む彼女の姿勢に胸が爽快になれます。ベタですが友情をベースに勝つことに対する真摯な姿勢は身が引き締まります。ページを捲る手が止まらず、1日でイッキ読みしてしまうほど夢中になれた作品です。

  • みかん🍊 さん

    やっぱり駅伝小説は熱くなります、才能に恵まれ美しく速く走る事が出来るのに家庭の事情やプレッシャーで走る事が嫌いになっていた瑞希、中学最後の駅伝で初めて走り、テレビで見た瑞希の走る姿に憧れ高校陸上部の門を叩いた歩、そんな二人が一緒に高校駅伝を走る、どのスポーツもですが、3年でも選手になれない者、1年でも選手になれる者、ストイックに練習に励む者、この辺でいいやと思ってしまう者どうしても生まれる軋轢、葛藤、最後は1走からアンカーまでのそれぞれの選手の気持ちを乗せて、読んでいる方も拳を握りしめ応援してしまいます。

  • ユザキ部長 さん

    風が吹く。いつどのタイミングでどこから吹くか知れない。今、自分にできる事は何だろう。必死に願って、一生懸命頑張れば、誰かは見てくれてる。きっとそこに、うまく追い風が吹けば願いは叶う。仲間を自分を信じて。

  • モルク さん

    中学の時駅伝に助っ人として出場したことで駅伝に目覚めた歩は、高校で陸上部に入部しようとするがハードルは高くなかなか入部を認めてもらえない。一方、中学駅伝のスター瑞希は陸上をやめる気でいた。憧れや嫉妬あり、同志として友情あり、3年生の最後の試合にかける思いそしてその思いを受け止め努力する下級生の姿が描かれる。実際に走る人だけではなく補欠やサポーターにまわった人全員で一体にならなければ完成しない駅伝の醍醐味や、女子ならではの悩み葛藤もよく表現した青春物語。大会のシーンは緊張しワクワクした。

  • takaC さん

    駅伝モノは感動話に向いてるなあ。昨日の午後に道の駅しもにたの交差点で信号停車した時に「町内一周駅伝徒競走」の道案内を見た。この日に駅伝があったらしい。駅伝ブームなんだろうか。その前にテレビで見てた都道府県対抗男子駅伝で群馬は最終区で福島に逆転されて初優勝は逃したが強豪長野には勝ってた。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

蓮見恭子

1965年、大阪府堺市生まれ。2010年『女騎手』で第30回横溝正史ミステリ大賞優秀賞を受賞しデビュー。’20年に『たこ焼きの岸本』で第8回大阪ほんま本大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品