映画はいかにして死ぬか 横断的映画史の試み

蓮實重彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784845918102
ISBN 10 : 4845918102
フォーマット
発行年月
2018年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
296p;19

内容詳細

明晰かつ挑発的。大胆かつ精細。映画史を奔放に横断し咀嚼する蓮實流映画講義集、ついに復刊!!

目次 : 第1講 映画はいかにして死ぬか―ハリウッドの五〇年代/ 第2講 異邦人の饗宴―横断的映画史の試み/ 第3講 放浪の音楽家―映画的健忘症を克服する/ 第4講 三人の作家―小津安二郎/F・トリュフォー/鈴木清順(小津安二郎1 『麦秋』をめぐって/ 小津安二郎2 『東京物語』をめぐって/ フランソワ・トリュフォー『恋のエチュード』をめぐって/ 鈴木清順『ツィゴイネルワイゼン』をめぐって)/ 第5講 ジブラルのタル鮫―わが映画遍歴/ 蓮實重彦ベスト10&ワースト5 十年史

【著者紹介】
蓮實重彦 : 1936年生まれ。1997年から2001年まで東京大学第26代総長。主な著書に、『反=日本語論』(筑摩書房/読売文学賞受賞)、『凡庸な芸術家の肖像マクシム・デュ・カン論』(青土社/芸術選奨文部大臣賞受賞)、『監督小津安二郎』(筑摩書房/仏訳 映画書翻訳最高賞)、『伯爵夫人』(新潮社/三島賞受賞)など多数。1999年、芸術文化コマンドゥール勲章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • UC さん

    映画史に興味を持ち出したのはここ1.2年のこと。 また、内山昂輝のラジオをずっと聴き続けてるのですが、ウッチーが「映画の勉強になると思って、プーケットのビーチで読んだ」と語っていた作品が本著だったので、試しに読んでみました。 内容は講義の内容を書き起こしたような形式だったので、かなりわかりやすかったです。 小津安二郎は『東京物語』と『お茶漬の味』しか観たことがなかったのですが、今回本著を読み終わってみて、改めて観直してみたいと思いました。

  • しゅん さん

    80年代中期のレクチャー集。国籍を易々と超えていくハリウッドの運動の魅力、その歴史で人々が背負った悲惨な状況を綴る。読んだの少しでちょっと記憶が曖昧だけど、ウディ・アレンに対して、「映画史的記憶にたいして健忘症的に(要するに歴史を無視して)音楽を扱っている、ベルイマンという便利なイメージで済ましている」という点で批判していたのが印象に残っている。トリュフォーの二面性の指摘なども。「演出」と「撮影」という二項対立の、「演出」の評価の微妙な揺らぎを感じて不思議になる。

  • つまみ食い さん

    二十世紀中葉にハリウッドを中心として起こった映画の崩壊、フランスやハリウッドにおける外国人(亡命)映画人、トリュフォーや小津、鈴木清順の作品論、インタビューなどさまざなテーマを対象とした蓮實重彦の短くまとまったレクチャー集。

  • tsukamg さん

    80年代半ばに表題のテーマで行われた蓮實重彦の講義の記録と、他の講義などが収録。話し言葉のためか読みやすい。小津安二郎『麦秋』を見る時、ある場面で必ず涙してしまうとが語っておられたのに、微笑を誘われた。

  • ムツモ さん

    気になっていてやっと読めた、蓮實さんの本。私が、最近物語を追う見方になりがちだったことを鋭く指摘された気分。そうだ、画面をそのまま、よく見るってことをしなくなっている。明日からの映画観賞に生かすよ。

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人物・団体紹介

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蓮實重彦

1936年東京都生まれ。フランス文学者、映画批評家、文芸批評家、小説家。東京大学文学部仏文学科卒業。65年パリ大学にて博士号を取得。東京大学教授を経て、同大学第26代総長。78年に『反=日本語論』で読売文学賞、89年に『凡庸な芸術家の肖像―マクシム・デュ・カン論』で芸術選奨文部大臣賞、2016年に『

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