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新作落語傑作読本 3 落語ファン倶楽部新書

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Product Details

Genre
：
Utility&Hobby
ISBN/Catalogue Number
：
ISBN 13 : 9784861919954
ISBN 10 : 4861919959
Format
：
Books
Publisher
：
白夜書房
Release Date
：
July/2013
Release Country
：
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
白夜書房 ,  

Product Description

現代の落語家が創作した、新作落語を活字で楽しむ新書、好評第三弾（想像力の爆発編)！

落語家の創作能力が存分に発揮された、評判の高い作品を、11席厳選！
発想、視点、展開、独自のレトリック……、落語の無限の可能性を感じさせる作品を、ご堪能ください。

春風亭昇太 『マサコ』（定評を得ている傑作怪談。）
春風亭百栄 『桃太郎後日譚』（イメージの飛躍が童話に鮮やかな展開を見い出した作品）
三遊亭白鳥 『牛丼晴れ舞台』（牛丼の鍋のなかの音を聴き出すマンガ的な発想）
三遊亭兼好『月の姫』（古典落語では非常に少ない、女性の視点のファンタジー）
笑福亭たま『猿之助歌舞伎』（上方流のスラップスティック）
瀧川鯉八 『暴れ牛奇譚』（短編ながら、描写された光景に確かなセンスを感じさせる新鋭登場）
立川談笑 『猿のゆめ』（戦争がない時代に、多くの人間が変死する現代のブラック）
林家彦いち 『頭上からの伝言』（時代を代表する建造物にストレートに体当たりする創作魂）
立川志らく 『シネマ落語 オーメン』（定番の古典落語のストーリーに、著名な映画作品のギミックがいわば逆位相でシンクロした秀作）
柳家喬太郎 『結石移動症』（池袋北口界隈への熱烈な愛情が生み出した人情喜劇）

【特別寄稿】
川柳川柳『大ガーコン』（御年82の川柳が、全身全霊を打ち込んで語り続ける自分史落語、軍国少年達におくる鎮魂の音曲噺！）
（掲載順）

Content Description

怪談落語の傑作！春風亭昇太『マサコ』。童話がシュールに飛躍！春風亭百栄『桃太郎後日譚』。老舗牛丼屋に伝わる荒行とは？三遊亭白鳥『牛丼晴れ舞台』（譜面付）。高飛車だが憎めないかぐや姫のその後…、三遊亭兼好『月の姫』。上方流スラップスティック、笑福亭たま『猿之助歌舞伎』。新作派の新鋭、二ツ目、瀧川鯉八『暴れ牛奇譚』。複雑な不安に絡め取られている現代を題材にしたブラック、立川談笑『猿のゆめ』。失われた家族の愛を命がけで取り戻せ！林家彦いち『頭上からの伝言』。恐怖を題材に冴える改作の手腕！立川志らく『シネマ落語オーメン』。池袋ソープ街の洋食屋を舞台にした人情喜劇、柳家喬太郎『結石移動症』。戦前生まれの軍国少年の心情を、世相の激変を活写した音曲噺の傑作！川柳川柳『大ガーコン』を特別掲載。

目次 : １席　春風亭昇太「マサコ」/ ２席　春風亭百栄「桃太郎後日譚」/ ３席　三遊亭白鳥「牛丼晴れ舞台」/ ４席　三遊亭兼好「月の姫」/ ５席　笑福亭たま「猿之助歌舞伎」/ ６席　瀧川鯉八「暴れ牛奇譚」/ ７席　立川談笑「猿のゆめ」/ ８席　林家彦いち「頭上からの伝言」/ ９席　立川志らく「シネマ落語オーメン」/ １０席　柳家喬太郎「結石移動症」/ 特別寄稿　川柳川柳「大ガーコン」

（「BOOK」データベースより）

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • gtn

    読了日：2018/11/23

    川柳川柳師匠が「ガーコン」を語り始めて５０年超。もはや新作ではなく古典である。不思議とあまり言う人がいないが、師匠は声がいい、テンポもいい。酒のしくじり等失敗談は枚挙にいとまがなく、いわゆる破滅型だが長生き。同世代の談志や円楽など、とうの昔に亡くなってしまった。笑福亭松之助もそうだが、突き詰めて無茶をした人は、あるきっかけで自制するんだろうか。川柳師の長命を祈る。

  • ざび

    読了日：2015/05/14

    最後の「大ガーコン」が圧巻。これに尽きます。

  • qoop

    読了日：2013/08/01

    この新作落語の聞き書き集も３冊目。今巻はほぼ未聴と云うラインナップ。聴いたことがあるのは談笑師〈猿のゆめ〉くらいだった。川柳師〈大ガーコン〉もこの長さのバージョンは聴いたことがない。如何に新作に目配りしてないかってことなんだろうけど、実際問題追いかけるの無理だもんな〜、この盛況ぐあいだと。

  • ハル２

    読了日：2015/10/25

    さっと読めてくすっと笑えます。

  • siomin

    読了日：2024/08/23

    新作落語集。こういうのは演じられた楽しむもので、文章にすると興がそがれる部分は否定できない。川柳川柳の「大ガーゴン」があるのが貴重です。

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