11月のギムナジウム 小学館文庫

萩尾望都

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784091910158
ISBN 10 : 4091910157
フォーマット
出版社
発行年月
1995年12月
日本
追加情報
:
16cm,295p

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読書メーターレビュー

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  • ちゃりんこママ さん

    「ポーの一族」シリーズ「トーマの心臓」連載で人気ブレイクする前の初期短編集。トーマの連載前に年上の漫画友達から「『11月…』を読んでおけ」と言われてコミックスで読んだトライアル作品。寄宿学校が舞台なのは少女漫画としては目新しかったが丁度それ以前にモデルになった仏映画「悲しみの天使」を偶然にも観ていたので、内容的には関心が薄かった。他の短編もそうだが肉親の情愛もので、現実の機能不全家庭の子どもにとっては甘い感傷でしかない。それでも「秋の旅」と「白い森白い少年の笛」は共感でき、今読んでも短編映画のようで珠玉。

  • tulip さん

    【図書館本】7つの短編集。『11月のギムナジウム』は『トーマの心臓』の元になった作品なのでしょうね。こうして読むと『トーマの心臓』の世界がより深められ、研ぎ澄まされて描かれたというのが解ります。『もうひとつの恋』はシェークスピアの喜劇のような作品。他、複雑な出自や家族関係に悩む少年少女の繊細な心を描いた作品が収められており、改めて萩尾望都作品の奥深さを知りました。

  • Shimaneko さん

    この季節になると再読したくなる萩尾望都のギムナジウム物。構想自体は先だったらしい原型の『トーマの心臓』より、シンプルに凝縮した短編バージョンのこっちのほうが昔から好きだったなぁ。で、芋づる式に『訪問者』とか『小鳥の巣』を経由して、結局ポーの一族まで読みふけるとゆーお決まりのコースを、秋から冬に向かう頃、毎年一度はやってる気がする。

  • パグ犬 さん

    レトロ調の絵が、優雅な雰囲気を感じさせる。血の繋がらない親子や兄弟の話しが多く含まれた短編集。家族の繋がり方は様々。根底に愛情さえあれば、壊れることもない…。他の作品も読んでみたい。

  • mymtskd さん

    「11月のギムナジウム」は「トーマの心臓」に似て非なるパラレルワールドの作品.同じ顔で同じ名前の登場人物たちはまったく別人の設定です.不朽の名作「トーマ〜」と比べるとストーリーやモチーフにちょっと時代を感じるけれど美しくまとまった短編として十分読み応えあります.同時収録の短編も細やかな心情を描く秀作ばかりで,「秋の旅」「塔のある家」など切なくてジーンとしてしまいました.

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人物・団体紹介

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萩尾望都

1949年、福岡県生まれ。1969年、「ルルとミミ」でデビュー以来、SFやファンタジーなどを取り入れた壮大な作風で名作を生み出し続けている。『ポーの一族』『11人いる!』で1976年第21回小学館漫画賞、『残酷な神が支配する』で1997年第1回手塚治虫文化賞マンガ優秀賞、『バルバラ異界』で2006年

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