異国迷路のクロワーゼ Le cahier d' Yune 富士見ファンタジア文庫

萩原麻里

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784829136621
ISBN 10 : 4829136626
フォーマット
出版社
発行年月
2011年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,316p

商品説明

武田日向の大人気コミックをオリジナルストーリーで小説化!!

大人気コミックが待望のノベライズ! 19世紀フランス、パリ。小さな鉄工芸品店「ロアの看板店」で働くことになった日本人の少女・湯音が、店主の少年・クロードにもらった1冊の日記帳に綴る、優しい出逢いの物語。

内容詳細

「大切な思い出がいっぱい、です」19世紀末フランス、パリ。近代化の波に取り残された小さな商店街・「ロアの歩廊」、その一角にある鉄工芸品店「ロアの看板店」で働く日本人の少女・湯音。フランス語に不慣れな湯音は、ある日曇った窓ガラスに文字の練習をしていた。それを見た店主の少年クロードは毎日起こったことを綴れるようにと、一冊の日記帳を贈る。クロードや彼の祖父オスカーとの生活の中で、異なる文化に戸惑いながらもひたむきに乗り越えていく湯音の優しい出逢いの物語。TVアニメにもなったドラゴンコミックスエイジの大人気コミックスが、原作の雰囲気を忠実に再現してノベライズで登場。

【著者紹介】
萩原麻里 : ライトノベル作家。兵庫県神戸市出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 佐島楓 さん

    桜庭一樹さんの「GOSICK」イラストつながりで。19世紀末のフランスに奉公にやってきた日本人少女・湯音の物語。この時代に少女が海を渡り、価値観や言葉の違いと戦いながら働くつらさは想像以上だったでしょうね。クロードもある意味湯音以上に不器用な人だし。人と人がわかりあう上で必要なことは何かということを考えさせられました。読後感はほのかにあたたかいです。

  • もずく さん

    分かり合えたかと思うとすれ違いがあって、文化の差って大変。てか、湯音に対してほぼクロードが譲歩しているような…それでいいのか?「湯音のまま。日本人のまま」が結局彼女の結論だし。そこが彼女の可愛さ、いじらしさだからいいけど。そして個人よりも集団、共同財産を守るべき日本人の在り方をアリスが「根本的に変。上に立つ人間にとってお店も商品も雇っている人間も等しく大切にしなければならないのよ。働く人間が犠牲になったら意味ないわ」と言うのに頷いてしまった。原作の空気とか「らしさ」が出ていて良いノベライズだと思います。

  • かんけー さん

    ノベル版でも湯音は可愛い(^^)!ぢつは原作版コミックを持ってたりも(笑)幼い少女が日本から遠く離れた異国の地フランスで言葉の違いを乗り越えてお互いに理解し協力して生きようとする姿を描いた秀作。お姉様の汐音と母との3人で貧しくも楽しく暮らしていた湯音。「正義の哲学」で書いた異形な者への嫌悪感..このストーリーでも表現されている。ま、基本優しさ溢れる作品なんでこの件スルーして(笑)クロード、怒るけど湯音が心配で(^○^)ね?オスカーは良い叔父様だしね〜ホントの紳士だね!アリスと湯音を見てると女の子って凄い!

  • 6だ さん

    原作が漫画でそこで語られていない部分のノベライズ。原作は雑誌で一回パラッと読んだだけなのだけの私でも、キャラや設定の説明がきちんとされてるので単独した作品として楽しめました。健気で心の強い少女が頑張る作品や、異文化同士が接触して起きる摩擦と相互理解を描いた作品が好きな人にはお薦めだと思います。

  • 東西 さん

    ノベライズオリジナルのお話3本 湯音の日本での暮らしやら、貧民窟の少年のエピソードやらコミックの話を補強するような話がメインかな コミックと同じ異国での文化的な違いというのがよく描かれていていいですね イラストもかわいい

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人物・団体紹介

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萩原麻里

兵庫県神戸市出身。3月10日生れ。2002(平成14)年、『ましろき花の散る朝に』でティーンズハート大賞佳作を受賞し、講談社よりデビュー。その後、ライトノベルを中心に、ゲームシナリオなどでも執筆活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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