演出家ピスカートアの仕事 ドキュメンタリー演劇の源流 明治大学人文科学研究所叢書

萩原健

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784864051118
ISBN 10 : 4864051119
フォーマット
出版社
発行年月
2017年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
萩原健 ,  
追加情報
:
379p;21

内容詳細

20世紀ドイツの演出家、エルヴィーン・ピスカートアは、ブレヒトが好敵手とし、久保栄・千田是也・佐野碩が関心を寄せ、テネシー・ウィリアムズとジュディス・マリーナは師と仰いだ。ドイツ・ソ連・アメリカで活動し、1920・60年代アヴァンギャルド演劇を牽引したキーパーソンの仕事の全体像を明らかにする。

目次 : ピスカートアの仕事、あるいは書かれないままだった演劇史/ 第1部 ヴァイマル・ドイツ期―平和の希求、共和国の社会矛盾に対する問題提起/ 第2部 ソヴィエト・ロシア期―政治演劇の理想の地とその現実/ 第3部 アメリカ期―カモフラージュする政治演劇/ 第4部 西ドイツ期―故郷での不遇と復活、政治的沈黙への抗議/ ピスカートアの仕事の演劇史的意義とその遺産

【著者紹介】
萩原健 : 1972(昭和47)年東京生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得満期退学。専門は現代ドイツ語圏の演劇および関連する日本の演劇。2005(平成17)年より早稲田大学坪内博士記念演劇博物館助手。2008(平成20)年より明治大学国際日本学部専任講師。准教授を経て、同教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • MaRuTaTSu さん

    ドイツ人演出家エルヴィン・ピスカートアの仕事と功績の全体像を示す試み。文学的理解に基づくドイツの演劇史においては、これまで彼のヴァイマール・ドイツ期の活動くらいしか触れられてかなかった(少なくとも自分はそこと、あとせいぜい西ドイツに帰還した後の50年代の一部しか知らなかった)ピスカートアが、ドイツだけでなく海を越えていかに後世、つまり現代の演劇の様々なところに影響を及ぼしているかを知ることができた、という意味では、まさに著者の思惑通りの読者なんでしょう(笑)

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