ハーバード大学のボブ・ディラン講義

萩原健太

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784636962192
ISBN 10 : 4636962192
フォーマット
発行年月
2021年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
344p;21

内容詳細

目次 : ディスコグラフィー / ■第1章 なぜボブ・ディランが重要なのか / ■第2章 トゥゲザー・スルー・ライフ / ■第3章 ディランと古代ローマ:「そこで私は生まれた」 / ■第4章 「万物の発する霊気を感じる」:ディランが自伝で語ること / ■第5章 引用の始まり:「俺の恋は、まるでヴェルレーヌとランボーのよう」 / ■第6章 「天からの授かり物が戻ってきた」:『タイム・アウト・オブ・マインド』、そしてその後 / ■第7章 円熟した詩人は盗む:ウェルギリウスとディラン、古典を生み出すということ / ■第8章 現代、そして世界が放つ古代の灯り:ディラン、ホメロスになる / ■第9章 ショーこそが命:ディランのパフォーマンス / ■終章 ノーベル文学賞授賞式、欠席 / 謝辞 / 原註 / 参考文献

【著者紹介】
リチャード・F.トーマス : ハーバード大学、ジョージ・マーティン・レーン記念古典文学教授であり、またボブ・ディラン研究の権威である。ハーバード大学新入生向けのボブ・ディラン講義を主宰。米マサチューセッツ州ニュートン在住

萩原健太 : 1956年、埼玉県生まれ。音楽評論家、ディスクジョッキー

森本美樹 : 翻訳家。日本郵船(株)勤務の後、英国と米国に18年在住。その間、欧州各国および全米を歴訪(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 風に吹かれて さん

    2017年刊。  著者は古典文学研究者。2004年から4年に一度ハーバード大学で新入学生向けのボブ・ディラン講義を行っている。  ディラン1997年のアルバム『Time Out of Mind』に古代ローマの詩人の作品を連想し、2001年9月11日発売の『“Love and Theft”』にウェルギリウスの『アエネーイス』を見出す。  バンド活動を始めたヒビング高校時代にラテン語授業を取りラテン語クラブに参加し放課後ヘブライ語学校にも通っていたディラン。古代ローマの詩と共に聖書にも精通。 →

  • Copper Kettle さん

    以前に原書を読了済みでしたが、嬉しい日本語翻訳版、発売日にさっそく購入したのですが、ようやく連休を利用して読みました。ボブが主に21世紀になってからリリースしたアルバムに見られる古代ギリシアやローマ帝国の詩人たち、ホメロスやウェルギリウス等との関連性をインターテキストという言葉を使って解説。P.210の『大衆芸術が時代を超えて重要であり続けたなら、「古典」と呼ばれるにふさわしい地位を得る』、まさにボブのこと。「古典」という言葉には古いって印象が強いかなって気もするけど、「Classic」の訳語だからね。

  • Keikoh さん

    これは抗議ソングとかそんなものじゃない。なぜなら私は抗議ソングを書いたつもりはないからだ。ただ誰かが誰かに言わなくてはいけないことを書いただけだ。

  • 梅田 さん

    邦題のとおりハーバード大学でディラン研究の授業をやっている教授による文学的解説本。非常に文学研究然としていて、こういうのが好きな人も多いと思うけど、詩作の側面ばかりで音楽的な部分への言及はほとんど無いに等しく、読んでいて興奮する部分は多くなかった。かくかくしかじかで、ディランは古代ローマの詩人や近現代の文学者に比肩する古典なのである!みたいな主張を読んでも、へーそうなんですか、以上の感想を持てず。

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