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周瑜 「赤壁の戦い」を勝利に導いた呉の知将

菊地道人著

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569662206
ISBN 10 : 456966220X
Format
Books
Release Date
July/2004
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

西暦208年、孫権、劉備の連合軍三万と曹操率いる二十万の大軍が激突した。世にいう「赤壁の戦い」である。連合軍の指揮官を任された周瑜は、曹操に偽の情報を流し、“苦肉の策”を実行、さらに火計を用いるのだが…。義兄弟の契りを結んだ主君孫策を支え、その死後は弟孫権を補佐して「三国志」に鮮烈な雄姿を焼き付けた英傑・周瑜。その武勇と知略を描ききった長編小説。

【著者紹介】
菊池道人 : 1961年、愛知県生まれ。早稲田大学卒業。大学在学中に「歴史文学ロマンの会」に入会、それを機に文筆を志す。10年間の塾講師を経て、現在は著述に専念(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • MIKETOM

    三国志ものを書く時は正史を中心にしてそこにどれだけフィクションを混ぜ込むかが作家の個性・方針ってことになると思う。本書は出来るだけ正史に沿った方向で書いたとのこと。そのせいでやや地味な印象になった。やっぱ周瑜と言えば孔明に勝手にライバル意識を燃やして自滅する姿が印象的。実際は全然違うのに。苦肉の策を取り上げたならついでに蔡瑁にかけた罠についても書いて欲しかった。本書のストーリーには必要な気がする。周瑜が病没するラストは孫策と共に戦った日々を脳裏に描き出して欲しかった。周瑜の最期を描くならそれしかないはず!

  • maito/まいと

    知将・深謀の名軍師として名高い周瑜ですが、今作品では孫策と競い合う若々しさや、孔明を警戒することで全体像を見失う場面など、熱さ(泥臭さ)が目立ってます。特に孔明との駆け引きは相当意識したのか、本人同士のからみは、あまり描かれていません。もう少し新しい周瑜像を提示してもよかったのになあ、とは思いますが、広くあさーく周瑜を知りたい方にはうってつけの1冊です。

  • Ryuji

    ★★★★☆周瑜と言えばやはり「赤壁の戦い」でしょうか。三国志の中で「赤壁の戦い」は中盤の山場。ややもすると諸葛孔明が前面に出てくる小説も多々ありますがこの本の主役は周瑜、そもそも本来が後の魏と呉の争いなので当然なのですが。孫策や大喬・小喬との出会いなど、三国志の中では読めない逸話もあり個人的にはこの小説は面白い。歴史に「たら、れば」はありませんが、この本の主役である周瑜がもし36歳という若さで死ななければ歴史はどう変わったのだろう。

  • Eri Fukane

    正史の周瑜に比べると少々激しい気もしましたが、大分史実(といっていいものか…少なくとも演義よりは信用できる)に近い姿だと思いました。 以下、孔明先生好きは見ないように。 (この話に出ている諸葛亮は「三国志演義」が元なのかもしれませんが、赤壁で祈祷している様子は気持ちが悪かったです。)

  • じょるじ

    新しい発見はありませんでしたが、呉について整理できました。魯肅について詳しく書かれた本を読みたいなあ。

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