CD

花と水

菊地成孔 / 南博

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
EWCD0159
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

旧知の盟友である二人が、ジャズスタンダードというフィールドで、最高のインタープレイを聴かせる。シンプルな編成/スタンダードの中にも、菊地成孔ならではのセンスが光るアレンジが施され、“花鳥風月”を思わせるような色彩豊かなアルバムとなっている。ビル・エヴァンス、ミシェル・ルグラン、ビリー・ストレイホーン、J.S.バッハ等の名曲に加え、菊地成孔がこのアルバムのために書き下ろしたオリジナル曲も収録。またこの菊地オリジナル曲と「ラッシュ・ライフ」のストリングスアレンジメントをあの斉藤ネコが担当。往年のモダンジャズファンから、カフェ/ラウンジミュージックファンまでをカバーする上質なジャズスタンダードアルバム。「花と水」―松尾芭蕉の提唱した概念で、正確には「花に水」という。「一般的には花が美で、水はその滋養だと思われているが、実際は、花も水も、両方とも美であり、滋養である」というもの。我々が奪還するのは、性的な静寂であり、観念的なエロチカであり、ミニマリズムの色香や艶としての華/茶道でありますから、不可避的な構造としての、現役日本人によるフェイクジャパンという意味では(我々はジャズメンであると同時に、共に文人でもありますが、実際に華/茶道の嗜みはありませんので)、前述のイエローマジックオーケストラの初期設定にも近い、つまりは、音響派によって寸断されたままでいる(と仮説できる)エキゾチズム/エロチシズムの歴史を、ジャズミュージックの、しかもデュエットによる完全即興と古典演奏。というフォームによって、瑞々しくそして荒々しく取り戻す事なのです。ワタクシと南博が活け、愛で、洗い、清め、煎れ、した花々そして茶を、それらが供される空間全体を、この乱世にこそ是非お楽しみ下さいませ。(菊地成孔オフィシャルサイトより)

内容詳細

演奏のみならず、文筆活動でも多忙を極める二人が、真正面から対峙した、たおやかで繊細なデュオ演奏。7つの即興とマイルス、ショーター、ストレイホーン、ミンガス、ルグランのオリジナルを収録。曲によってストリングス・カルテットの伴奏が加わる。(後)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

  • 01. 即興の花と水(一)
  • 02. フォール
  • 03. 即興の花と水(二)
  • 04. 花と水
  • 05. 即興の花と水(三)
  • 06. ブルー・イン・グリーン
  • 07. 即興の花と水(四)
  • 08. オレンジ色は彼女の色
  • 09. ラッシュ・ライフ
  • 10. 即興の花と水(五)
  • 11. ユー・マスト・ビリーヴ・イン・スプリング
  • 12. 即興の花と水(六)
  • 13. チェンバロ協奏曲 第五番 へ短調 第二楽章:ラルゴBWV.1056
  • 14. 即興の花と水(七)

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
☆

4.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
2
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
☆
無駄な音がいっさいなく、ひさすら鼓膜だけ...

投稿日:2012/04/23 (月)

無駄な音がいっさいなく、ひさすら鼓膜だけにやさしく語りかけるような、美しく繊細な響き。日本人の美的感覚をくすぐられるアルバム。

太陽の塔 さん | 大阪府 | 不明

0
★
★
★
★
☆
そこはかとなくただよう色香に、どこまでも...

投稿日:2009/03/26 (木)

そこはかとなくただよう色香に、どこまでも澄みきった空間。 繊細な手つきで生けられた花に、溜め息。

Lily さん | 不明

0

モダンジャズ に関連する商品情報

おすすめの商品

HMV&BOOKS onlineレコメンド