海馬が耳から駆けてゆく 1 新書館ウィングス文庫

菅野彰

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784403540318
ISBN 10 : 4403540317
フォーマット
出版社
発行年月
2000年09月
日本
追加情報
:
16cm,252p

内容詳細

その時、姉弟は遭難しようとしていた。どうということのない(ように見えた)川で―。その夏、作者と作者の弟を襲った、人生最大の事件とは…!?波瀾と爆笑に満ちた愛すべき日常を綴る、菅野彰の大人気エッセイ、ついに文庫化!!「海馬が耳から駆けてゆく」、「ネイキッド・ソウル」、そして様々な雑誌で書き綴ったショート・エッセイを集めた「雑文」を収録。

目次 : 海馬が耳から駆けてゆく(人の話は曲がりくねり歪むという話/ 実は弟は人間だった、という話/ 旅人の話/ 恐い旅人の話/ とりとめのない話)/ ネイキッド・ソウル(交通規則を守りましょう/ でも●部先生好きよ/ 悲しい話 ほか)/ 雑文(LOVE LETTER/ etc.)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • そうぺい さん

    古書にて。人から紹介されて。初読。菅野さんのエッセイは、潰れそうな店のルポエッセイかなんかを遠い昔読んだ気がする。面白かった。イヤミのない文体で、くすぐりも程よく入り、熟練の腕だなあーと感心させられます。人からは爆笑したーなんて言われたけど、爆笑するほどではなく、ニヤニヤする感じですね…というのも、自分が菅野さん側に居るからなのか笑 やはり、男には書けない文体のエッセイなので、なるほどなあと。中身は現在、過去と縦横無尽に。 また、機会やその気になれば続きを読もうかなー。

  • RED FOX さん

    笑った。なかなか身体を張った過去現在のエッセイ。文章の癖に慣れたら後はエピソードに引き込まれてハラハラドキドキいきます。

  • RED FOX さん

    前回は家族の話に圧倒されてましたが、今回は免停講習の話に笑った笑った。前書きで、27歳乙女の頃の野ションを書くハングリー精神に改めて感嘆。

  • りつか さん

    気持ちが沈みがちなときにはエッセイ、という習慣になりつつある。菅野彰さんの作品、思えば私にとってはBLの入口みたいな感じだった。また読みたいな。

  • でんか さん

    蔵書整理で再読中。エッセイ集。もう、めちゃくちゃ笑える。なんだろう、ネタ自体ももちろん面白いんだけど、文章のテンポの良さとか、言葉の選び方が上手いんだろな、と思う。「続・海馬が〜」シリーズを含め、結構続きが何冊も出てるんだが、やはり、この1巻を含めた初期の頃が、イキオイと面白さピカイチ。BL作家さんですが、別にそういうネタがわんさか盛り込んであるわけではなく、日常の一ページ的なエッセイなのでご安心ください。

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菅野彰

2月2日生まれ。水瓶座・O型。小説家・エッセイスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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