しずく石町の法律家は狼と眠る 角川文庫

菅野彰

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041117781
ISBN 10 : 404111778X
フォーマット
出版社
発行年月
2021年11月
日本
追加情報
:
320p;15

内容詳細

東京都23区の片隅、しずく石町。この町で法律事務所を営む空良は、白い犬のふりをした狼と暮らしている。風火という名のその狼は、実は空良の弟で、2人きりの時だけ人間に戻れる。そんな不思議な兄弟に厄介な同居人が!敏腕弁護士の田村麻呂だ。スーツを着こなす美丈夫の彼は、空良の検察時代の宿敵、いやもっと前、田村麻呂が征夷大将軍だった頃からの因縁の相手で…。1200年を生きる宿命的な3人の、前人未読の法律相談事件録!

【著者紹介】
菅野彰 : 福島県出身。小説、漫画原作、エッセイ、戯曲を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • はつばあば さん

    「毎日晴天」の作者様だもの、どれだけ期待して・・読みたくなるのを我慢してこの時を待ったか!。田村麻呂も良いです。狼もいいです!イメージが違ったのかな( ;∀;)。いやいや昨日の筆グルメから住所録が消えたのが引っかかってるのでしょう。作者さんごめんなさい( ;∀;)。また気分のいい時に再読させてもらいます

  • よっしー さん

    タイトルと表紙絵にひかれて手に取りました。ただ…私には合わなかった一冊でした。田村麻呂と彼を恨む兄弟が永い年月を微妙な距離感で過ごしていたのは分かるのですが、話として何が伝えたいのか分からず、読み砕くのに時間がかかってしまいました。う〜ん、残念。

  • きたさん さん

    1200年以上も生き続け現代に生きる、蝦夷の族長阿弖流為を討った征夷大将軍・坂上田村麻呂と、蝦夷の民・空良と風火の物語。タイトルや表紙から窺えるほのぼの日常系のニュアンスはあまりなく、法律=律令という視点から、生きること、人間とは何かをシビアに、けれど温かく描いていたように感じました。執拗なまでに重苦しい人間の描き方が、とても作者らしいと思わされる作品。個人的に、以前読んだ『神様の御用人』での阿弖流為と坂上田村麻呂の話が脳裏によみがえり、いっそう苦しさが切実に感じられたように思います。

  • BLANCA さん

    東京・しずく石町で法律事務所を営む空良は白い大型犬と二人暮し。その犬、実は犬のふりをした狼で空良の弟・風花。風花は兄弟二人きりの時だけ人間の姿に戻れる。そこに因縁の相手・田村麻呂が下宿することに…。その名の通り元征夷大将軍と兄弟は…。「1200年を生きる3人の法律相談事件録!」大好きな白い狼と人狼で読み始めたものの、相談された事件はあまり響かず😅 3人の関係が変わっていく様子が良かった。阿弖流為、調べました。1200年は凄い。弥勒菩薩も凄い。狼の「あにあに」もきっと凄い😊 すみません…。

  • flower0824_ さん

    初読み作家さん。兄の前では人間だけど他人の前では狼に変身してしまう弟。弟を人間に戻すため、弥勒菩薩の力で1200年生き続ける兄弟。ある日事情を知る男前弁護士・田村が現れて、しずく石町で法律相談をしながら一緒に暮らし始める。設定のせいか文体のせいかとても読みにくく、ストーリーが頭の中に入ってこなくて難しい。征夷大将軍・坂上田村麻呂についての知識不足が敗因かも?今の私にはちょっと合わなくて残念。

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菅野彰

2月2日生まれ。水瓶座・O型。小説家・エッセイスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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