甦る戦災樹木 カラー版 大空襲・原爆の惨禍を伝える最後の証人

菅野博貢

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784865813852
ISBN 10 : 4865813853
フォーマット
出版社
発行年月
2023年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
368p;19

内容詳細

炭化、洞、奇形…。樹木が伝える戦争の惨禍!燃える町、逃げ惑う人々―あの日、樹々は何を見たのか。空襲の生々しい損傷を残す全国の樹々から、戦争と戦後を考える。歴史的労作!

目次 : 第1章 東京の戦災樹木(東京の戦災樹木について/ 皇居・千代田区・中央区/ 港区 ほか)/ 第2章 全国の戦災樹木(全国の戦災樹木について/ 宮城県/ 新潟県 ほか)/ 第3章 広島・長崎の被爆樹木(戦災樹木と被爆樹木/ 広島と長崎の被爆樹木/ 広島県 広島の被爆樹木分布図 ほか)

【著者紹介】
菅野博貢 : 1963年に生まれる。筑波大学芸術専門学群環境デザインコース卒業、東京大学大学院工学系研究科博士課程修了、博士(工学)。(財)国際開発センター研究員を経て、明治大学農学部准教授。日本建築学会奨励賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 鯖 さん

    広島や長崎の原爆にあってもなお生き続けるクスノキやソテツ等の数多の樹木。枯死してしまった樹木。締め殺しの木と呼ばれるアコウが巻き付いたことで、枯死しても尚、その姿をとどめつづける沖縄の首里城のアカギ。浅草寺は23区内でもっとも戦災樹木が多い土地。考えてみれば80年も生きている樹はもれなく戦争を知ってる木なのだよなあ…。

  • MASA123 さん

    8月は、図書館で戦争をテーマにした展示が行われる。戦災に遇った樹木の写真集とはめずらしい。 子どもの頃、堺市の小学校の近くにも、途中で折れた太い幹だけの木があって、そこは囲いがされていて、小さな祠や賽銭箱があり、清掃もされていて、たまに、手を合わせているお年寄りを見かけた。なにか、神聖な場所だと思っていたが、戦災の記念碑として保存された樹木だったのだ。大阪には枯死した木を大切にしている場所が多いそうだ。戦災にあっても樹勢を回復し奇妙なかたちに青々と葉を茂らせている樹木にも感動する。

  • takao さん

    ふむ

  • tnk さん

    焼夷弾や原爆に焼かれながらも今に残る木々を200カ所以上取り上げる労作。黒焦げの表面や大きく歪んだ姿は、惨禍の光景そのものを今に伝える。ただ、戦災樹木の定義や認定方法は、理論・実践的に深める余地が大きいと感じた。

  • ぞだぐぁ さん

    タイトルの「蘇る」はあんまり合ってない感。 木造住宅を焼く事を重視した空襲を受けた日本だけにあるとされる戦災樹木について、事例が多い東京都で一章、その他の県、最後に広島・長崎での被爆樹木で一章と言う構成の現在も残る(切り株だけだったり、調査中に伐られてしまった物もある)それらを紹介する本。 どのようないわれがあるかとか、文章で述べられた特徴的な箇所等が写真に撮られている。 大抵は傷を負って再生した箇所とかモルタルやらなんやらで補強したって所なんだけど、油を取るための傷痕なんかも移されている。被爆樹木(続く

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菅野博貢

1963年に生まれる。筑波大学芸術専門学群環境デザインコース卒業、東京大学大学院工学系研究科博士課程修了、博士(工学)。(財)国際開発センター研究員を経て、明治大学農学部准教授。日本建築学会奨励賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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