世界を救うパンの缶詰

菅聖子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784593535231
ISBN 10 : 4593535239
フォーマット
出版社
発行年月
2017年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
155p;21

内容詳細

防腐剤無添加で、3年間おいしさをそのまま保存でき、小さな子どもから歯の悪いお年寄りまで食べられる「パンの缶詰」。パン屋さんの秋元さんは、ゼロから研究をはじめ、缶詰を完成し、世間に広めます。さらに、この缶詰を使って、海外の飢餓地域を救う仕組みまで作りました。―小さなパン屋さんが世界を救う、「奇跡の缶詰」物語。

目次 : 1章 パンの缶詰、宇宙に行く/ 2章 パンの缶詰ものがたり/ 3章 パン屋のバトンを受けついで/ 4章 世界にパンを届ける「救缶鳥プロジェクト」/ 5章 わらって楽しく仕事を続けよう

【著者紹介】
菅聖子 : 1965年生まれ。自由学園卒業。出版社勤務を経てフリー編集者、ライターとして活躍中

やましたこうへい : 1971年生まれ。大阪芸術大学美術学科卒業。グラフィックデザイナー、絵本作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ☆よいこ さん

    児童書。「乾パンのように長期保存ができる、やわらかくて、おいしいパン」缶詰パンPANCANを開発製造したパン職人、秋本義彦さんの話。[1章:パンの缶詰、宇宙に行く]缶詰パンの作り方。手作業工程が味の決め手[2章:パンの缶詰ものがたり]きっかけは1995年1月17日の阪神淡路大震災。届けたパンが被災者に届けられるまでに傷んで廃棄になったこと[3章:パン屋のバトンを受けついで]パン屋創業は父[4章:世界にパンを届ける「救缶鳥(きゅうかんちょう)プロジェクト」]廃棄を無くす[5章:わらって楽しく仕事を続けよう]

  • スゲ子 さん

    防災グッズでよくみるあの「パンの缶詰」は、町の小さなパン屋さんが開発したということにまずびっくり。阪神淡路大震災の後「乾パンのように保存性があって、やわらかいパンはありませんか」という神戸の人からの電話。「なければあなたが作ってよ」100回以上の実験。何度も諦めそうになるたびに神戸から「できた?」と電話がかかってくる。秋元さんがクリスチャンということもあって、まるで神さまが神戸の人を通じてミッション(使命)を与えているかのようでした。開発過程もおもしろい!

  • ケ・セラ・セラ さん

    以前は非常食といえば乾パンでしたが、ここ最近よく目にするようになったのがパンの缶詰。我が家にも備蓄してあります。これは栃木にある小さなパン工場が被災地からの声に応え、実験を重ねて開発した商品。そしてパンの缶詰は宇宙まで、更に仕事をとおして社会貢献へ。たいへん読みやすく面白かったです。我が家のパン缶、開けて食べよう。

  • おはなし会 芽ぶっく  さん

    第44回読書感想文コンクール北海道指定図書 高学年 阪神淡路大震災の被災者からの声に応え生まれたパンの缶詰。3年経ってもおいしい非常食『パンの缶詰』を諦めず開発した町のパン屋さんのおはなし。是非食べてみたい。

  • 家主 さん

    91A 高学年向けの北海道指定図書。読むのに80分くらいかかった。パンの缶詰が宇宙へ行く話は、つかみ。すげぇー!という気分にさせてから、その奥にある思いや、それまでの道のりを読ませていく。企業の社会貢献CSRの話にも踏み入れるなど、大人が読んでも読み応えのある内容。子ども向けに書かれているから使う言葉は易しい。高学年に本当に勧めたい1冊。読んでいると赤平の植松電機の社長さんを連想した。社員に向けて夢(=ビジョン)を語る。社員も年初めに夢を伝える。笑顔の写真。働く先に夢がある。どんな夢を語ろうか。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品