空色勾玉 トクマ・ノベルズ

荻原規子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784198506780
ISBN 10 : 4198506787
フォーマット
出版社
発行年月
2005年09月
日本
追加情報
:
18cm,350p

内容詳細

闇の巫女姫として生まれながら、光を愛する少女・狭也。「剣の主」稚羽矢との出会いが、彼女を不思議な運命へと導く…。神々が地上を歩いていた古代日本を舞台に、絢爛豪華に織り上げられたファンタジー。

【著者紹介】
荻原規子 : 1988年「空色勾玉」でデビュー、古代日本を舞台とした本格ファンタジーとして話題沸騰、アメリカでも翻訳出版され、高く評価される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 新地学@児童書病発動中 さん

    日本の古代が舞台の色彩豊かなファンタジー。ヒロインが戦士ではなく、戦いを好まない女性であることが大きな特徴になっている。善と悪の戦いというよくあるパターンではなく、不死のものと生あるものの戦いというプロットが物語に陰影と深みを与えているような気がした。不死のもので、人間的な感情を持っていないヒーローがヒロインに導かれて、悲しみや喜びの感情を持てるようになるところが、この小説の一番の読みどころだと思う。続く

  • 藤月はな(灯れ松明の火) さん

    文学研究会所属で京極ファンの友達のJ嬢とRDGシリーズで盛り上がった時に「勾玉三部作を読んでいない」と言った所、貸してくれました。いつもありがとう^^草薙剣、天照大神などの古事記をモチーフにした重厚なファンタジー。「光」である建前を駆使し、本当は身勝手な神と「闇」であるまつろわぬ民達の戦いに世界に存在していくことの業を突き付けられます。美しくも幸福なことを与え、突然、奪い、本当に叶えたい願いは叶えられないが慈しむことによる大切なものも育む世界のあり方が「神」に象徴されるのかと思いました。

  • kagetrasama-aoi(葵・橘) さん

    「空色勾玉」三部作の一作目。ニ十年ぶりくらいに読み返しです。主人公は狭也(さや)は闇(くら)の氏族の少女です。相対する輝(かぐ)の氏族との確執が描かれます。 “闇” と聞くと氷室冴子さんの「銀・金」連想してしまいます💧それはさておき、空色からイメージされるのはやはり “水” ですよね。 “水にながす” ことの難しさ、重要さが描かれていると感じました。佐竹美保さんの素敵なカバー&イラストも必見です。そして章名と共に書かれている和歌があまりに相応しくて思わず涙しそうな程でした。このシリーズ、児童(続く)→

  • Nak34 さん

    作者の処女作とのこと。起承転結に筋が通っており、完成度が高い。夢見る乙女的な発想もあるだろうが、男性でも十分に楽しめる。光と闇、生と死、善と悪とその融合。そう許し合う事。狭也と稚羽矢。彼らはどんな国を作るのだろうか。

  • まる* さん

    うぅ…なんかすごい本読んだ…。というかなんで今まで読んでなかったんだろう。中盤過ぎからじわじわとずっと泣きながら読みました。闇の氏族の末裔だろうわたしは最初「闇頑張れ」なんて思ってましたが、綺麗で無垢すぎて時に残酷な輝にもいつしかどうしようもなく惹かれていました。こっちが正しい、だなんて単純に言えないですね。まぁ時々稚羽矢にイラッとしたけど…笑 恋よりもっと深くに触れ合う素敵な物語でした。

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人物・団体紹介

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荻原規子

1959年東京に生まれる。早稲田大学教育学部卒。1988年『空色勾玉』でデビュー。日本を舞台としたファンタジーの書き手として一世を風靡、アメリカでも翻訳出版されて話題を呼ぶ。ほかの作品に小学館児童出版文化賞、産経児童出版文化賞JR賞、日本児童文学者協会賞、IBBYオナーリスト文学作品部門賞の4賞を受

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