「羅生門」と廃仏毀釈 芥川龍之介の江戸趣味と実利主義の時代

荒木正純

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784903487441
ISBN 10 : 490348744X
フォーマット
出版社
発行年月
2010年12月
日本
追加情報
:
19cm,390p

内容詳細

芥川龍之介の名作「羅生門」を、明治以降の西洋文物移入に関わる膨大な言説群の中から捉え返し、維新政府批判の書として位置づける。「芥川龍之介と腸詰め」に次ぐ、芥川解読の新地平第2弾。

【著者紹介】
荒木正純 : 1946年生まれ。東京教育大学大学院博士課程中退。静岡大学教養学部講師、筑波大学人文社会科学研究科教授を経て、筑波大学名誉教授・白百合女子大学教授。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • あかふく さん

    著者はグリーンブラッド『驚異と占有』の訳者でもある。芥川については『芥川龍之介と腸詰め』を出している。本書は「羅生門」とその周辺テキストを何らかの表象するものの集積として見、作品が平安期に典拠を持ちながらも、明治期の状況を表象しているのだとする。具体的に扱われるモノは「蟋蟀」、「羅生門」、「さびれ」、「道徳」、壊れた「仏具」など。これらが当時の文献にどのように現れるのか見ることで、芥川がその「現象」で読者に何を想起させ、何を訴えたか(明治政府批判と結論される)を読み解く。

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荒木正純

1946年生まれ。東京教育大学大学院博士課程中退。東京教育大学文学部助手、静岡大学教養部講師、筑波大学人文社会学系教授、白百合女子大学文学部教授。現在、筑波大学名誉教授。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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