桂太郎と森鴎外 ドイツ留学生のその後の軌跡 日本史リブレット

荒木康彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784634548916
ISBN 10 : 4634548917
フォーマット
出版社
発行年月
2012年05月
日本
追加情報
:
93p 21cm(A5)

内容詳細

幕末・明治期に欧米に留学した日本人が果たした歴史的役割を考察することなしに、日本の近代化は語ることができない。とくに、十九世紀の後半から二十世紀初めの日本とドイツの関係性から、ドイツ留学経験者のその後の軌跡は注目に値する。十九世紀後半にドイツに長期留学した桂太郎と森鴎外の動きを可能な限り一次史料で追い、それを通じ日本がドイツの国制・軍制・学術などを吸収して近代国家を構築していく過程の一端も明示する。

目次 : 近代におけるドイツ留学/ 1 桂太郎の三度の渡独/ 2 陸軍のオルガナイザーとしての桂太郎/ 3 政治家としての桂太郎/ 4 ドイツ留学までの森林太郎/ 5 帰国後の軌跡

【著者紹介】
荒木康彦 : 1946年生まれ。関西学院大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学、博士(歴史学)。専攻、近代日独交渉史。現在、近畿大学文芸学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • z1000r さん

    薄くて大きく読みやすい。同時期ドイツに留学していたようだ。森鴎外については、ほとんど知らなかったが、陸軍軍医ということで山縣有朋とも交流があったようだ。ドイツ日記が気になる。

  • Miyagawa Yoko さん

    同じ時期に大量に留学した日本のエリートたち。なんでドイツなのか、何を吸収したかったのか、もっと調べないと。

  • sovereigncountr さん

    本書は、各国語の緻密な実証を活かしつつ、簡潔に桂太郎と森鴎外の生涯を活写した良書である。史学方法論の良き手本を示している。

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人物・団体紹介

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荒木康彦

博士(歴史学)。専攻:近代日独交渉史、史学理論。近畿大学名誉教授。1995年度にドイツ連邦共和国ボン大学で在外研究に従事し、ドイツの大学における最初の日本人学生馬島(後に改姓して、小松)済治を発見し、この人物に関する学位請求論文によって2001年博士(歴史学)を取得し、この論文で提示した新説はその後

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