ニートの心理学 「進化」したアダルトチルドレンにいかに対処するか 小学館文庫

荒木創造

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784094186918
ISBN 10 : 4094186913
フォーマット
出版社
発行年月
2005年12月
日本
追加情報
:
16cm,213p

内容詳細

ニートも引きこもりも、半分子供であるがために、自分の自由意思で人生を選択することができずに、大人の行動規範から逃避しようとしている人たちだ。とくにニートの若者たちは「日本的アダルトチルドレン」が「進化」した姿である。彼らを生み育てたのは、日本社会の土壌であり、また子供を甘やかすだけの親、とくに母親のかかわり方が原因である。ニートや引きこもりの問題に対処することは、大人になれない日本人と、その産物である「日本的アダルトチルドレン」を解明することから始めなければならないと本書では問いかける。

目次 : 第1章 ニートと引きこもりの心理分析/ 第2章 日本は“未熟人間”の拡大装置/ 第3章 アダルトチルドレンの心理分析/ 第4章 機能不全家庭と“やさしい暴力”/ 第5章 アダルトチルドレンに魔の手を伸ばす信仰と狂気/ 第6章 アダルトチルドレンの恋愛・結婚の果て/ 第7章 アダルトチルドレンとカウンセリングの功罪

【著者紹介】
荒木創造 : 1945年東京生まれ。早稲田大学政経学部中退。家庭教師、英語通訳・翻訳者などを経て、心理カウンセリングを始める。自身の吃音克服経験を基に、吃音矯正テープ「すらすら」を開発。ストーカー問題にかかわったのをきっかけに新聞・テレビ・雑誌等でコメンテーターとして活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • はち さん

    先日、友人から子供の相談を受けて、自分でも凹むほど心無い言葉を吐いてしまった。傾聴だけにしておけば良かったのに、一言多い🐝😓。この本に描かれているアダルトチルドレンやマザコンの意味は私の認識していたものとは違ったが、そこはスルーして、彼の経験から考察する親子関係の問題点について参考にさせてもらった。「おまえは何になりたいんだ?」真っ先に親の顔が浮かんでくるようではダメだな。私は何になりたいかより先に、とにかく早く稼いで、ジョージア1箱とカルパス1ケースを買いたかった(笑)。問題は「無力感」なのかな?

  • 三上 直樹 さん

    社会的引きこもりであるニートについて論じるのかと思いきや、その前提となるアダルトチルドレン=未熟なままの子どもである大人の分析に紙幅のほとんどを費やした、看板倒れの内容。 それならそうと書いてほしいものですが、きっと著者には同じ問題と映っているのでしょう。残念です。

  • ぺーいち さん

    子供を傷つけないことばかりに神経を尖らす昨今のしつけ事情がアダルトチルドレン(ここでは「甘えん坊さん」みたいな意味か?)を輩出、その一部が経済活動に参加しないニートとなる。ここで主に扱われているのは責任感の程度の問題。著者の苛立ちはわからないでもないが、とにもかくにも「ニートの心理学」はタイトルに偽りあり。

  • みやこ さん

    甘やかしすぎかあ。どうなんだろうね。子供が多い方が日本人には向いてそうだ。あと誰々が見てるってやつ。

  • m さん

    ニートとアダルトチルドレンがつながっているとは斬新な考えだなぁと思って手にした。何となく言いたいことはわかるし、私もそういうニート見たことある・・・とは思った。でも、こういう考え方をしていると専門家にたたかれるんだなぁ・・・とレビューを見ていて思った。偏った思考にならないように気をつけよう。予想外のものを得た感じです。

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人物・団体紹介

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荒木創造

東京生まれ。早稲田大学政経学部在学中から執筆を始める。英語通訳、翻訳、ライターなどを経て、英語教室を開設、小学生から成人まで幅広く英語を教える。自身の吃音克服体験をもとに、吃音矯正テープ『すらすら』を開発。この頃から心理カウンセラーとしても活躍を始める。また早くから「ストーカー問題」を手がけ、メディ

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