三鷹天命反転住宅 ヘレン・ケラーのために 荒川修作+マドリン・ギンズの死に抗する建築

荒川修作

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784891766429
ISBN 10 : 4891766425
フォーマット
出版社
発行年月
2008年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
27×27cm,115p 図版48p

内容詳細

世界的に活躍する芸術家、荒川修作+マドリン・ギンズが、人間の未来を見据えて考案した共同住宅「三鷹天命反転住宅」。人類史を切り開くこの極彩色の建築の全貌を、様々な角度から紹介する。

【著者紹介】
荒川修作 : 1936年、愛知県生まれ。美術家/建築家。1961年に渡米、以降ニューヨークを拠点に、夫人で詩人のマドリン・ギンズとともに活動。建築作品に、「偏在の場・奈義の龍安寺・建築する身体」(岡山県、1994年)、「養老天命反転地」(岐阜県、1995年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • なるみ(旧Narumi) さん

    三鷹にあるかの住宅を車窓から見たことはあるのですが、詳細をよく知らずなんとなく図書館で借りてみました。岐阜県の養老天命反転地を作った世界的に有名なアーティスト、荒川修作氏による住宅だと初めて知りました。まだまだ知らないことはたくさん。巻末の「天命反転住宅へ入居なさる方へ」が特に印象に残りました。

  • roughfractus02 さん

    作品と鑑賞者の関係に対する荒川+ギンズの批判は当初美術館建築と直立する鑑賞者の身体に向けられた。そして鑑賞者を体験者に変える大小様々なインスタレーション作品を経て、美術館外に出た建築作品「奈義の竜安寺」「養老天命反転地」で、共同的な多数の身体の建築に向かう。が、これらは習慣自体を変えようとする目論見からすれば、一時的に立ち寄る場という制約があった。身体を別様に動かし、感覚を変えるには新たな時空に住まう必要になる。この住宅は経験を動かし続ける長期にわたる実験場だ。ここからトランスヒューマンが生まれんことを。

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