追跡!「佐世保小六女児同級生殺害事件」

草薙厚子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062130417
ISBN 10 : 4062130416
フォーマット
出版社
発行年月
2005年11月
日本
追加情報
:
20cm,231p

内容詳細

全国を震撼させた11歳の少女の犯罪はなぜ起きたのか、このような事件を防ぐには。少女が「普通の子」として世間に伝えられたことへの違和感を出発点に、質・量とも圧倒的な取材で核心に迫る。

【著者紹介】
草薙厚子 : 元法務省東京少年鑑別所法務教官。退官後は、地方局アナウンサーを経て、米国のニュース配信会社、ブルームバーグL.P.に入社し、テレビ部門アンカー、ファイナンシャル・ニュースデスクなどを担当。その後、フリー・ジャーナリストに。現在は、雑誌などで政治・経済・国際問題を取り上げ執筆し、テレビ・ラジオのコメンテーターとしても活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • スノーマン さん

    周囲の無理解、無関心が、加害者である彼女を『普通の子』と見せかけていた、と最後にまとめてある。確かに作者は取材を進めた上でそう感じたのだと思う。事件後の学校の対応も保身しか考えていないために児童や保護者の不信を招き、尚混乱している。この事件は加害者の発達障害的要素だけが原因ではないのは間違いないと思う。家族でも教師でも友達でも何でもいい、何とか事件前に気付き止めて欲しかった。無関心、見えないふりは罪やし、自分の子をきちんと客観的に見ることは本当に大切。

  • プクプク さん

    この事件を知った時の驚きからもう10年以上も経っている。読み始めて、そうだった…と思い返した。どうしてこういう事件が起こったのか疑問だった。加害者の女児のこと、担任のこと、同級生のこと、その地域の様子、様々なことが少し見えた。親兄弟から愛され好きなことを言える環境で育つことってすごく大切なんだと考えた。二度とこういう事件が起こらないように加害者の再教育に多大なお金を費やすことも重要だけれど問題点を見つけみんなで共有することも大切だと感じた。

  • 澤水月 さん

    加害児童周辺を丁寧に聞いて回っており、担任が如何に事なかれだったか、学校信じがたいことに関係ない「被害者になったかもしれない男児」を障害者と決めつけ発表しPTSDに追い込んだか暴く。これはかなり社会環境悪かった…7、8年…加害女児は治療できたろうか。自分に加害女児重なる部分ありつらくなった

  • 鬼灯の金魚草 さん

    普通の子と言われた子が同級生を殺害してしまった事件を丁寧に追った一冊。 発達障害でも生きにくい世の中なのに頑張っている子がほとんどなのだから、障害のせいで人を傷つけると思われては困る。もし、この女児にアスペルガーがあったとしても親が見過ごしてしまい、教師にも恵まれなかったのが残念でならない。ちゃんと公にしてもっと話し合う事でこんな事件が二度と起こらないようにするべきだと思う。

  • Humbaba さん

    現実は一つしかないが,それに対する解釈は無数にある.そして,基本的に自分自身に関することであれば,その解釈は甘いものとなる.人物に対する評価も,自己評価と他者評価では天と地ほどにも違うということがある.

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草薙厚子

ジャーナリスト・ノンフィクション作家。元法務省東京少年鑑別所法務教官。日本発達障害支援システム学会員。日本文藝家協会会員。地方局アナウンサーを経て、通信社ブルームバーグL.P.に入社。テレビ部門でアンカー、ファイナンシャル・ニュース・デスクを務める。その後、児童相談所などの福祉職に就く。社会問題、事

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