食のクオリア

茂木健一郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784791762767
ISBN 10 : 4791762762
フォーマット
出版社
発行年月
2006年06月
日本
追加情報
:
19cm,213p

内容詳細

「食べる」ことは最も日常的な行為だが、とても複雑な要素が絡み合っている。「おいしさ」を感じられることは、人生の味わいでもある。気鋭の脳科学者が難しい説明に拠らずに、「食」の不思議と豊かさを解き明かす。

【著者紹介】
茂木健一郎 : 1962年、東京生まれ。脳科学者。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。東京工業大学大学院客員教授、東京芸術大学非常勤講師。東京大学大学院理学研究科理学専攻博士課程修了。理化学研究所、ケンブリッジ大学生理学研究所など経て現職。クオリア(意識のなかで立ち上がる、数量化できない微妙な質感)をキーワードとして、脳と心の関係を研究している。主な著書に『脳と仮想』(第4回小林秀雄賞受賞・新潮社)など。NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」キャスター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Humbaba さん

    美味しいものというのは,脳の状態を整える効果もある.チョコレートを食べると,それによって幸福感を覚え,脳をリフレッシュできる.定期的にそれを食べることで,リズムを作り,効率的に仕事をすることも可能になる.

  • kumicom さん

    脳科学者茂木さんの食に関するエッセイ。茂木さん、食べることが好きなんだろうなあ。お寿司やワイン、おにぎり、給食、チョコレート、果ては宇宙食と幅広いジャンルの食べ物から始まる食の話から、有名な絵画「最後の晩餐」で始まる話まで、いろいろな角度から食について考察していて飽きなかった。ファストフードが主流になって、どんどん機会化していくけれど、人間の記憶に残るのは結局「懐かしさ」がキーになるシーンでの食事なんだろうな。スローフードは、今の世の中では意識しないと難しい。もっと日々の食事を味わって食べよう。

  • おくらさん さん

    食の文化ライブラリーにて。 この視点は面白いなぁ。

  • しほりさん さん

    初の茂木さん。文章に無駄や押し付けがなくて、読みやすかった。敵対してる国や派閥や人々は、(食事ではなく)酒を飲み交わせばいいのにって考え方はまったくその通りだと思う。

  • 平田剛 さん

    「食のクオリア」茂木健一郎。。。。食べ物は、人間という存在の根源的割り切れなさとつながっている。。。人間にとって、本来食べるということはもし直視すれば自我の根幹が揺らぐくらい危うい行為なのだろう。。。食べるということの本質について考えることは、世界のすべてがデジタルの情報に置き換えられると勘違いしがちな現代人にとって、大切な課題の一つであるように思う。(生きるの原点@ Sun.)

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茂木健一郎

脳科学者。1962年、東京都生まれ。ソニーコンピュータサイエンス研究所上級研究員。東京大学大学院特任教授(共創研究室、Collective Intelligence Research Laboratory)。東京大学大学院客員教授(広域科学専攻)。屋久島おおぞら高校校長。東京大学理学部、法学部卒業後

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