おらおらでひとりいぐも

若竹千佐子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309026374
ISBN 10 : 4309026370
フォーマット
出版社
発行年月
2017年11月
日本
追加情報
:
168p;20

内容詳細

74歳、ひとり暮らしの桃子さん。夫に死なれ、子どもとは疎遠。新たな「老いの境地」を描いた感動作!圧倒的自由!賑やかな孤独!63歳・史上最年長受賞、渾身のデビュー作!第54回文藝賞受賞作。

【著者紹介】
若竹千佐子 : 1954年、岩手県遠野市生まれ。岩手大学教育学部卒業。55歳から小説講座に通いはじめ、8年の時を経て『おらおらでひとりいぐも』を執筆。2017年、第54回文藝賞を史上最年長となる63歳で受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヴェネツィア さん

    作者より12歳年長の桃子さんを措定し、共通語で語る桃子さんと、東北弁※で語りかける彼女の内声とのダイアローグといった構造を持つ。その内声は、時には桃子さんの幼少時の回想であったり、潜在意識が顔を出したものであったりする。なお、先天的な左利きを右利きに矯正するのは、その身体表現である。また、最愛の夫、周造の死は桃子さんにとっては大いなる哀しみであると同時に「ひとりいぐ」ことを促す喜びでもあると、ここでも両義的な意味を付与されていた。畢竟、この小説はダイアローグの形式をとりつつも、作者自身のモノローグである。

  • starbro さん

    第158回芥川賞候補になって直ぐ図書館に予約したので、比較的早く読めました。インパクトのあるタイトルと老齢の域に達する女性の心情が活き活きと描写されていて、芥川賞らしい作品です。次回作にも期待したいですが、2作目以降売れずに消えて行く作家にはならないようお願いします。

  • 抹茶モナカ さん

    74歳の桃子さんを主人公に、老境の女性の内省を東北弁を駆使して作品化した純文学。会話はほぼなく、モノローグで進む本なのだけれど、町田康さんの影響を感じる語りの工夫で進んで行く進み行き。人間の業のようなものを描き出していて、著者は『玄冬小説』なんて言っていたけれど、還暦を過ぎていないと共感しきれない部分もあるのかもしれなくて、自分がどれだけ本作を味わえているのか、少し不安。老婆が主人公だと、自分の母親を重ねてしまうところもあったけれど、それを撥ねつけるくらい桃子さんにしんとした凄みも感じた。

  • ウッディ さん

    夫に先立たれ、子供たちも自分の元から離れ、一人暮らしをする桃子さん。話し相手もおらず、一人で会話する時、なぜか昔に捨てた故郷の東北弁、そんな孤独な老女の心の叫びを描いた芥川賞受賞作。短いにも関わらず、なかなか読み進めることができなかった。馴染みのない東北弁は、すんなりと頭に入って来ず、著者が伝えたことがわからなかった。ただ、孤独であるという寂しい雰囲気、脈略なく頭に浮かぶ過去の記憶の切なさは、心に刺さった。ともあれ、芥川賞作品とは相性が悪いです。

  • seacalf さん

    東北弁ならではのリズム感の小気味良さ、遠野にゆかりのある宮沢賢治の童話のようにオノマトペがちらほら登場し、独特の世界に引き込む。子育て、愛、自我について、老後の処世術等、語られることは当たらずとも決して遠からずな内容で身につまされるものも多いが、生真面目過ぎる考察の深みに陥りがちで少々気詰まりさも感じる。一人称の独白は遊びがあると読みやすい。墓参りパートはかなり面白いので、同様なもっと吹っ切れたあっけらかんとしたものも表現して欲しかった。読んだ後、最近滞っている母への電話を思い出した。声を聞かなくちゃ。

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若竹千佐子

1954年、岩手県遠野市生まれ。岩手大学教育学部卒業。55歳から小説講座に通いはじめ、8年の時を経て『おらおらでひとりいぐも』を執筆。2017年、第54回文藝賞を史上最年長となる63歳で受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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