新世代ミステリ作家探訪 旋風編

若林踏

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334101374
ISBN 10 : 4334101372
フォーマット
出版社
発行年月
2023年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
228p;19

内容詳細

無尽蔵の興味関心に突き動かされ、野心的に活動の枠を拡げる書評家・若林踏。トークライブで向き合う気鋭の作家たちーー浅倉秋成、五十嵐律人、櫻田智也、日部星花、今村昌弘、紺野天龍、白井智之、坂上泉、井上真偽、潮谷験。語られるのは、ミステリとの出会い、小説家への道程、そして、創作哲学。だが、新世代特有の回答が未知の場所に誘う。予測不能な展開の連続に白熱する語らい。ミステリと読書の愉しみがもっと加速する。

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読書メーターレビュー

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  • パトラッシュ さん

    正編でも痛感したが、2010年代以降にデビューした若手作家は漫画とゲームとラノベの圧倒的影響下で創作を始めている。20代までミステリを読まなかった人もいるが、かといって質の劣る作品を書いているわけではない。むしろ小説以外のエンタメで物語展開の勘所を身につけており、たまたま自分の表現方法をミステリの分野で見い出したのだ。なので「かくあらねば」とか「伝統だから」との意識は皆無で、思うがままの方向性を掘り下げ追求していく。しかし彼ら自由派と称せる作風が、かつて社会派が一世を風靡したほどまで行くとは到底思えない。

  • さっちゃん さん

    ミステリ書評家の若林踏さんによる、書籍デビュー10年以内の新進ミステリ作家をゲストに迎えたトークイベントを書籍化した第2弾。現時点で坂上泉さんのみ未読。/読書遍歴やミステリのとらえかた、作品に対する思いや執筆秘話などとても興味深いお話ばかり。作品が面白いだけでもちろん十分なのだけど、作家さんの人となりを知ることでより一層推したくなるし、私の読解力では読みきれない作品やキャラの魅力などがわかり、好きな作品がもっと好きになる。各作家さんの未読作品も読みたくなるし、これからの作品も大いに楽しみになる一冊。

  • だるま さん

    以前出た『新世代ミステリ作家探訪』の続編で、オンライン開催のイベントを書籍化した物。本にすると対談集に見えてしまうな。今回も新鋭ミステリ作家10人登場で、メンバー的には前作にやや劣る感じだが、今村昌弘さんと白井智之さんが双璧。白井さん、対談では実に真面目だなあ😄。全体を通して、最近の若い作家さんはミステリとの出会いが小説より漫画・アニメ・ゲームからってパターンが多いのに驚く。時代の変化だね。そんな中、紺野天龍さん、国内ミステリの入り口が有栖川有栖さんの『孤島パズル』。私の愛読書。今後彼を贔屓しよう🥰。

  • のりすけ さん

    紺野天龍さんは存じ上げませんでした。作家さんたちのきっかけとなったミステリは、東野圭吾さん、ゲーム、マンガってのに世代を感じますね。そんな中での白井さん。私も『悪魔の手毬唄』サイコーだと思います。♪うち〜のうらのせんざいにぃ〜(TVver)今でも歌えますもの。何はともあれ、第一巻も読んでみたいなーと思っちゃいました。

  • 楽 さん

    23年。著者様から直々に書籍をいただいた『サーチライトと誘蛾灯』『蟬かえる』櫻田智也氏の名前を図書館で見かけて借りることに。あとは『屍人荘の殺人』今村昌弘氏のみ読んだ。ミステリ作家同士の対談ならともかく、そうでないと聞き手の力量に左右される感■子どもの頃からの読書遍歴が与える影響は作家であれば(作家でない人より)大きいと思うが、2000年代後半のネットの発展やスマホの登場まで、地方であれば書店に行っても欲しい本が見つからないなんて地理的制約は普通だったと思う(続く)

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人物・団体紹介

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若林踏

1986年生まれ。ミステリ書評家。ミステリ小説を中心に書評、文庫解説、インタビュー記事を多数執筆。文筆活動以外にトークイベントの司会やポッドキャスト番組への出演なども行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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