若山牧水歌集 岩波文庫

若山牧水

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784003105214
ISBN 10 : 4003105214
フォーマット
出版社
発行年月
2004年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,361p

内容詳細

「幾山河越えさり行かば」「白鳥は哀しからずや」若山牧水(1885‐1928)は23歳で、今日でも多くの人々に愛誦される名歌を詠んだ。以後20年、旅の歌人牧水は、平易で親しみやすい、しかも人間と人生の根幹にふれて共感を呼ぶ、数かずの秀歌をのこした。彼の全短歌の中から新たに約1700首を選んだ新編集版。

目次 : 海の声/ 独り歌へる/ 別離/ 路上/ 死か芸術か/ みなかみ/ 秋風の歌/ 砂丘/ 朝の歌/ 白梅集/ さびしき樹木/ 渓谷集/ くろ土/ 山桜の歌/ 黒松

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 榊原 香織 さん

    ”白鳥は哀しからずや‥””幾山河越えさり行かば‥”が代表作。 若い時に名作を作ってしまった。 あとお酒。”白玉の歯にしみとほる秋の夜の酒はしづかに飲むべかりけり”はさしずめ大吟醸。 ”まさむねの一合瓶のかはゆさは珠にかも似む飲まで居るべし”は酒飲み好みの2級酒か

  • 雪風のねこ@(=´ω`=) さん

    エネルギーというか器の大きな方なんだと思う。それを満たすのは自然であり、恋であり、酒なんだろうな。それでいて思慮深く繊細でもある。明治・大正・昭和という激動の時代だからこそ自然を追い求める様な生き方だったと感じ取れる。勢いのある前半に比べ穏やかになっていく後半の歌への変化も興味深い。

  • パフちゃん@かのん変更 さん

    昔読んだ本が出てきたので、捨てる前に登録。1974.10.31大好きなネガ短。とっておこうかな。「幾山河越えさり行かば寂しさのはてなむ国ぞ今日も旅行く」「白鳥はかなしからずや空の青海のあをにも染まずただよふ」「われ歌をうたへり今日も故わかぬかなしみどもにうち追われつつ」「かへり来よ桜紅葉の散るころぞわがたましひよ疾く帰り来よ」「ねがひしはこの静けさか今朝のわがこころのすがた落ち葉に似たり」「海よ揺れよわれのいのちは汝(いまし)よりつねに鮮やかに悲しみて居り」などなど

  • kaizen@名古屋de朝活読書会 さん

    NHK TV Jブンガクの2009年7月に紹介がありました。 15冊の歌集の最初の作品とのこと。 本歌集にも含まれている。 白鳥は悲しからずや  空の青海のあをにも染まずただよう という作品の初出の雑誌では、白鳥は、最初、「はくてう」とルビの記入があったとのこと。 単行本にするにあたって、「しらとり」とあらためているとのこと。 若山牧水の詩は、いろいろなところで歌碑になったりしているという。 そのため、一度は聞いたことがあるものが、いくつもある。

  • 松本直哉 さん

    お酒は人並みに好きだけど、朝から飲まずにいられないほどではないので、この人の酒の歌にはあまり共感できない。そういう飲み方が悪いと言うつもりはなく、ただ共感できないだけです。有名な「白鳥は…」のほかあちこちに種々の鳥が歌われて、まるで鳥の啼きかわす森にいるような気分。自由にどこにでも飛んでいく鳥は「あくがれ」としての旅を愛した牧水の投影でしょうか。「ああ接吻海そのままに日は行かず鳥翔(ま)ひながら死(う)せ果てよいま」この甘美なキスの時間よ止まれ、といいたいのだろうが、鳥に死ねとまでいうあたり、凄まじい恋歌

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

若山牧水

1885(明治18)年、宮崎県生まれ。延岡中学時代から作歌を始める。早稲田大学英文科卒。早大の同級生に北原白秋、土岐善麿らがいた。1910年刊の『別離』は実質的第一歌集で、その新鮮で浪漫的な作風が評価された。11年、創作社を興し、詩歌雑誌「創作」を主宰する。愛唱性に富んだリズミカルな作風に特徴があり

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品