沖縄を撃つ! 集英社新書

花村萬月

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087204155
ISBN 10 : 4087204154
フォーマット
発行年月
2007年11月
日本
追加情報
:
18cm,254p

内容詳細

日本人と沖縄人の共犯関係で出来上がった「癒しの島」幻想を徹底的に解体しながら、既存のイメージとは全く違った沖縄の姿を克明に描き出す。長年、沖縄取材を繰り広げてきた小説家による、最も苛烈で真摯な沖縄論。

【著者紹介】
花村萬月 : 1955年東京生まれ。サレジオ中学卒。89年『ゴッド・ブレイス物語』で第二回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。98年『皆月』で第一九回吉川英治文学新人賞を受賞。同年、大長編『王国記』の序にあたる『ゲルマニウムの夜』で第一一九回芥川賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • カザリ さん

    風俗とは詐欺の一形態である。。で始まる以下の文章を 婚活と入れ替えてもほぼ納得がいく仕上がりになり、ますます婚活をやりにくいものにさせてくれたとともに、冷静になった。

  • Tomomi Yazaki さん

    これは、題名だけで買ってしまった本です。ルポ?沖縄旅行記?それとも独自の感覚で捉えた雑感?文章はとても理屈っぽくって、あまり共感できませんが、ある意味、沖縄の真実を突いています。自然・食・人・文化を真面目か不真面目か分かりませんが、しつこいくらい詳しく書いてます。豚足のくだりを読むと、絶対口にしたくなくなる!(絶対美味しいけど)風俗については、悲惨すぎて読むに堪えない!(読んだけど・・・)そんな沖縄。その明るい人々の陰に隠れた悲惨な歴史。それは今も心の奥に、引き摺られているのです。

  • MIYA さん

    「海が綺麗だから心も綺麗さぁ〜」みたいな台詞は確かにたまに聞く。真栄原については『沖縄アンダーグラウンド』が詳しい。その後、市民団体による浄化作戦で真栄原は壊滅したが、そこで生きていた人はより闇の中に隠れてしまい、救済の手すら届かなくなってしまったという話。この本が出された2007年はまだ沖縄ブームが続いており、そこに冷や水をぶっかける意図もあったんだろう。それにしても俗物的というか、体当たり的というか、それがかえって氏の誠実さになっているというか。悪書であり良書であり、良書であり悪書よね。

  • dancin さん

    花村萬月という作家を読んだことがなく、とりあえずエッセイ的なものから入ってみたら、硬くなった水飴のようになかなか読み進まなかった。フラットなものの見方をする人なのだなと思うけれど、付き合いやすいかどうかは別。でもたまに心に引っかかる文章がでてきたりして、気になる人だったりはする、そんな複雑な感情。

  • koh さん

    沖縄には行ったことはないし、通り一遍のことしか知らないが、ウンタマギルーのような湿った空気感は理解できる。どこに立ってものを言うのか、生活者と紀行者とのへだたりはどこでも埋まらない。

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花村萬月

1955年東京生まれ。’89年『ゴッド・ブレイス物語』で第2回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。’98年『皆月』で第19回吉川英治文学新人賞、同年、『ゲルマニウムの夜』で第119回芥川賞、2017年『日蝕えつきる』で第30回柴田錬三郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもの

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