基本情報
内容詳細
性と、死と、生と―女ひとり色街を彷徨う。ただ、男が必要だ。愛や恋などではなく。日本全国ディープ案内。
目次 : なんば ずっと男が怖かったのだということを、女性とセックスして思い出した。/ 広島 人生は思い通りにならない。けれど、それが不幸だとは限らない。/ 渡鹿野島 あんたたちだって、セックスしてんだろ?セックスして生まれてきたんだろ?/ 加太 セックス、性欲は私にとっては自分の人生を破壊した罪悪だった。/ 岐阜 彼女は誰のものにもならないまま、あるとき、永遠に皆の前から消えてしまう。/ 十三 当たり前に「若い女」を享受している人たちとは、違う世界に生きているから。/ 彦根 社会からこぼれ落ちた、まっすぐ生きられない人間―それは、私自身だった。/ 六本木 痛めつけられたい、虐められたい、支配されたい。好きな男になら、何をされてもいいと思っていた。/ 五条楽園 赤は女の色だ。毎月血を流す度に、そう思う。子も産まぬのに、まだ、血を滴らせている。/ 山形 死の匂いが漂う場所で、自分が生きていることを確かめているのだろうか。〔ほか〕
【著者紹介】
花房観音 : 1971年兵庫県生まれ。2010年『花祀り』で第一回団鬼六賞大賞を受賞しデビュー。官能小説やホラー小説、エッセイほか執筆活動の傍ら京都観光のバスガイドを務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ユーザーレビュー
文芸 に関連する商品情報
-
『このミステリーがすごい!2026年版』発表!国内編・海外編 ランキン... 今年もミステリー小説ファン必見のランキングが発表! 『このミステリーがすごい!2026年版』に選ばれたおすすめミス... |3日前
-
『このライトノベルがすごい!2026』発表! ファン&目利きが選ぶ今年の「すごい」ライトノベルランキングが発表されました!! 今、本当に面白いマンガはこれだ!『単... |2025年11月27日 (木) 12:00
おすすめの商品
商品情報の修正
ログインのうえ、お気づきの点を入力フォームにご記入頂けますと幸いです。確認のうえ情報修正いたします。
このページの商品情報に・・・






