鼠小僧次郎吉 義と仁叢書

芥川龍之介

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784336054081
ISBN 10 : 4336054088
フォーマット
出版社
発行年月
2012年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
菊池寛 ,  
追加情報
:
254p;20

内容詳細

盗むだけなら、単なる盗人…義賊とは弱きを助く者。その真骨頂を芥川龍之介、菊池寛、鈴木金次郎が綴る。

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • Gummo さん

    武家屋敷を専門に荒らし、盗んだ金を貧乏人に配った義賊とされる鼠小僧次郎吉(1797-1832)のアンソロジー。芥川龍之介著『鼠小僧次郎吉』、菊池寛著『鼠小僧外伝』、鈴木金次郎編『絵本鼠小僧実記』の3篇を収録。どれも面白いが、中でも菊池寛の短編が秀逸。鼠小僧はどちらかというと脇役で、自分の心根の卑しさが世間に知られることを恐れる大名の心の葛藤がメインテーマとなっている。大名はその葛藤の解決を、ある日屋敷に忍び込んだ鼠小僧に託すのだが…。これは、大名にとっては悲劇、その他の者にとっては大いなる喜劇である。

  • 入江 さん

    ラジオ文芸館にて聴了。テンポはよく、心地よい。が、バレバレではある。

  • 月夜 さん

    林家正蔵が 「江戸の様子が香り立つような 素晴らしい文章」 と 勧めていたことで 手にとった。特に 芥川龍之介の文である。短いけれども 流石に無駄のない テンポで次郎吉を通し江戸の様子を描き出す。 ほかに 鈴木金次郎 のものも収録されているが これは次郎吉の物語全部で 彼に興味のない私には ちょっと長すぎて 文章としても 特に面白みはない。

  • 龍子 さん

    時代物が苦手な人でもすらすらと読める。菊池寛はさすが。草葉の陰で泣いている。「センテンススプリングス」どこへ行く?

  • maruna さん

    最近、テレビで時代劇を見るのに凝っていて、その中で度々登場する「鼠小僧」がお気に入りになっていたので読んでみました。鼠小僧に興味津々だったので三作品とも楽しんで読むことができました。鮮やかに盗みを働きつつ、テンポよく話が進んでいくので面白かったです。妙術を扱う人まで出てきたのにはちょっと笑ってしまいました。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

芥川龍之介

1892年東京生まれ。東大在学中に豊島与志雄や菊池寛らと第三次「新思潮」を発刊。1916年に発表した「鼻」が夏目漱石に激賞され、続く「芋粥」「手巾」も好評を博す。後年は厭世的人生観に拠った作品を手がけ、また小説の「筋」をめぐり谷崎潤一郎との文学論争に至った。1927年「ぼんやりした不安」から睡眠薬自

プロフィール詳細へ

哲学・歴史・宗教 に関連する商品情報

おすすめの商品