或阿呆の一生 まんがで読破

芥川龍之介

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784781602752
ISBN 10 : 4781602754
フォーマット
発行年月
2009年12月
日本
追加情報
:
15cm,189p

内容詳細

人生のはかなさを感じているひとりの青年。知識に富んだ彼は創作活動に精を出し、作家としての地位を確立していくが、神経質な性分と多忙な生活から自分を見失い、精神的にも肉体的にも抜け出すことの出来ない闇の中へと身をゆだねていく…。『或阿呆の一生』と『歯車』―芥川龍之介晩年の自伝的作品2編を漫画化。

【著者紹介】
芥川龍之介 : 1892〜1927。東京都出身。東京帝大在学中、同人誌に発表した『鼻』が夏目漱石に絶賛される。卒業後は教職のかたわら初の短編集『羅生門』を刊行。その後、教職を辞して創作に専念する。『歯車』『河童』等、多くの短編小説を残した。『続西方の人』脱稿後、薬物自殺。享年35才(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • アルカリオン さん

    KindleUnlimited 予備知識ゼロで読んだら、芥川の自伝だった。鬼気迫る迫力▼夏目漱石に評価されて文壇デビュー。

  • つきみ さん

    芥川作品の中で何故かこれだけは原作を読んだ記憶がない。深い沼にはまりこんだかのような作家の苦悩を感じ、だが読み手としては苦しさを通り越し官能さえ感じる。それが芥川の魅力なのだと再認識。苦しみながら紡ぎ出した言葉をやっぱり原作で読んでみようと思う。

  • チェ・ブンブン さん

    なるほど「或阿呆の一生」を読んで、芥川の人生に触れた上で、「歯車」を読むといかに彼の人生とリンクしているかがわかるとのことだな! そして魔性の女、あるいは危険な女とは関わらないで生きて行けたらなと痛感させられた。珍しく、鬱な主人公にシンパシーを抱いた。

  • ひじり☆ さん

    芥川龍之介さんの自叙伝。何だか賢い人でも裕福でも、常に何かに追われているようで苦しそうな生き方は辛そうだった。

  • 黒崎ディートリッヒ さん

    文豪、芥川龍之介がその死の間際に書き残した物語『或る阿呆の一生』そして、遺作『歯車』の2作。 再読。確かに芥川は精神的に病んでもいたし狂気に陥った結果、若くして自殺を遂げた。彼の母が幼い時に発狂したとか、彼にとっての先生だった夏目漱石の急死がショックだったとか色々理由はあるだろうけど、彼が狂気に陥った一番の理由は「創作」だった気がする。彼は小説の犠牲になったのか。日本文学の先を行く文豪のひとりは、物語を書くことで物語に殺されてしまったのかな。あくまで個人的意見ですけど、読んでいて何となくそう思いました。

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人物・団体紹介

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芥川龍之介

1892年東京生まれ。東大在学中に豊島与志雄や菊池寛らと第三次「新思潮」を発刊。1916年に発表した「鼻」が夏目漱石に激賞され、続く「芋粥」「手巾」も好評を博す。後年は厭世的人生観に拠った作品を手がけ、また小説の「筋」をめぐり谷崎潤一郎との文学論争に至った。1927年「ぼんやりした不安」から睡眠薬自

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