配色の教科書 歴史上の学者・アーティストに学ぶ「美しい配色」のしくみ

色彩文化研究会

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784756250636
ISBN 10 : 4756250637
フォーマット
発行年月
2018年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
303p;23

内容詳細

人はなぜ時代を超えて「調和」について語りあうのか?

「調和する」色の組み合わせとは何か?アリストテレス、ニュートン、ゲーテ、シュヴルール、マンセル、ダ・ヴィンチ、ドラクロワ、モネ、ゴッホ、マティス、モンドリアン、イッテン、アルバースなど、歴史上の学者やクリエイターたちが、それぞれに導き出した「美しい配色」のしくみを、豊富な図版で解説した決定版。

【著者紹介】
城一夫 : 共立女子学園名誉教授。専門は色彩文化・模様文化の研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ykmmr (^_^) さん

    「昔はどのように絵を描いていたのか?」という単純な疑問を昔から持っていた。今のようなハイテクな機器なんてないしね…。なーんて。もちろん、時代に合った絵をつくっていたし、ダ・ヴィンチやミケランジェロなどの『天才』の役割は重要と言うのはわかっている。それ以外にこの本に書かれている事とは、その時代毎に使われている画材器具や色味で色彩感覚が築かれていたこと。同じ色でも、『色合い』で様々な視点が出来る事。『色彩』にも『理論』や『哲学』があり、その研究の過程や成果など。

  • アナクマ さん

    思った以上に教科書だった。調和する色の組み合わせの探究。色相環って便利なツールなんだなとしみじみ。◉色の面積効果。明るい色は小さく、暗い色は大きくするとバランスすると(明度の逆数を面積比に。イッテンの論理)◉先達も格闘してきた。あらゆる絵の敵は灰色である(ドラクロワ)空に金色を(ターナー)色彩分割による視覚混合、固有色ではなく光(モネ)光を色彩に分割する(スーラ)感覚を具現化する(セザンヌ)かたちは精神(マティス)絵画の本質は色彩の訴求力(カンディンスキー)感情に依存しない均衡こそが美(モンドリアン)。

  • koke さん

    ドラクロワもセザンヌもマティスも補色を隣に置く。西洋絵画はやたらと補色の対比を好むが、色彩理論からしてそうらしい。自分もいつの間にか影響を受けていたと思う。それでも色相とトーン(彩度・明度)の二軸で調整すれば大丈夫、との気づきを得た。主観と客観の間で揺れる色彩論の歴史は時にカオスで、カンディンスキーとか何言ってんだろうと思うこともあるが、ますます絵画鑑賞が楽しくなりそうだ。

  • 植岡藍 さん

    色彩が哲学、科学の一要素であった時代から遡りその意義や意味を問うようなスタイルが面白い本。音楽との関連や調和や対比への分析など興味深い。個人的には12、あるいは24といった音楽との関連を感じる色相環など、とりわけ考えてみたい内容だった。

  • 山のトンネル さん

    The 色の教科書!!!色彩理論だけでなく、絵画の色彩解説を論理的にするなど、理論から色を学びたい人にも分かりやすい本。本書を読むことで美術館に行ったときに、絵の配色から作品を解釈できるかも。(スキミング)

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