Books

風の払暁 満州国演義1

Yoichi Funado

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784104623020
ISBN 10 : 4104623024
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2007
Japan

Content Description

外交官、馬賊の長、陸軍士官、劇団員の早大生と、立場を全く異にする敷島四兄弟。彼らがそれぞれの運命に導かれ、満州の地に集う時、中国と朝鮮、そして世界を巻き込む謀略が…。満州クロニクル第1巻。

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • キムチ

    国家という枠から作り、血肉が感じられない存在・・満州国。歴史でしか知らないその存在は日本の近代から現代に於いて、目を背けることの出来ない存在だと思う。リアルに感じていた人々が次第に消えていく中で、船戸氏が満身をこめて書いたであろう気概が感じられる。慶応4年の描写が後に、どう繋がるのが楽しみ。1巻は張作霖の爆死事件前後の日本と外地が描かれている。敷島家4兄弟がそれぞれの立場で職務と性愛と人生論でのたうつ。男のドラマとはいえこの時代、女性はそうあるしかなかった事もよく解る。重いと思ったが読み終え、2巻へ。

  • いくら

    外交官の太郎、突然消息を絶って馬賊の攬把となった次郎、関東軍に属する三郎、早稲田大学の学生で無政府主義に傾倒する四郎。敷島四兄弟を軸に張作霖爆殺事件から太平洋戦争敗戦までの満州を描く満州国演義の第一巻。魅力はなんと言っても馬賊です。浅田次郎の『中原の虹』ではじめて馬賊の存在を知ったけど、船戸作品でまた出会えるとは。

  • 藤枝梅安

    週刊新潮に連載されている「満州国演義」をまとめた単行本の1冊目。船戸さんの「蝦夷地別件」は印象に残る小説だった。その後、船戸さんの東南アジアを舞台にした小説をいくつか読んだ。日本史に関する小説は久し振り。主人公は敷島家の四兄弟。自由主義を貫いた父のもと、4人はそれぞれの道を歩む。長男の太郎は外交官として奉天の領事館に勤務している。次男・次郎は日本での喧嘩がもとで片目のを失い、満州に渡り馬賊の長となる。三男・三郎は陸軍将校として奉天に赴任する。

  • KAZOO

    船戸与一さんの小説は昔かなり読んでいました。このシリーズが出始めて、いつ読もうかと思っていましたが、次の9巻で終わりの可能性が出てきたので文庫化を待たずに読み始めました。1巻は張作霖爆破事件があり、石原莞爾が満州にいき、また甘粕が登場する中で主人公の4兄弟の紹介があります。この中で、4兄弟に絡むメフィストのような人物が、興味をひきます。

  • モモのすけ

    2月に全9巻完結ということでついに読み始めてしまった。 年初の天皇陛下のお言葉『満州事変に始まるこの戦争の歴史を十分に学び今後の日本のあり方を考えていくことが、今、極めて大切なことだと思っています』 これをきっかけに満州事変とか調べてみようと思う。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items