ヒット曲の料理人 編曲家・船山基紀の時代

船山基紀

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784845634293
ISBN 10 : 4845634295
フォーマット
発行年月
2019年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
341p;22

内容詳細

歴代編曲家シングル総売上2位!
船山基紀が綴るヒットの極意

歴代編曲家シングル総売上2位(オリコン調べ)。「勝手にしやがれ」(沢田研二)「迷い道」(渡辺真知子)「恋人よ」(五輪真弓)「Romanticが止まらない」(C-C-B)「淋しい熱帯魚」(Wink)「ジェットコースター・ロマンス」(KinKi Kids)などを手がけ、現在も第一線で活躍する船山基紀の半生記。70年代に歌謡曲およびニュー・ミュージック系のシンガーを数多く手がけ、時代の音を確立。80年代にはフェアライトCMIを導入し、コンピュータを使った新しいスタイルのサウンドで中山美穂、Wink、荻野目洋子、森川由加里など80年代アイドルの全盛期を築いた。さらには、華やかにショーアップされたジャニーズ作品においてもその手腕を発揮。田原俊彦、少年隊、TOKIO、SMAP、KinKi Kids、嵐、Sexy Zone、など歴代のジャニーズ・グループの編曲を数多く手がけてきた。ロング・インタビュー、関係者の証言などで、船山のアレンジの手法と魅力を明らかにしていく。

【CONTENTS】
◎船山基紀半生記

◎対談
羽島亨×船山基紀
増崎孝司×船山基紀

◎インタビュー
渡辺真知子
木崎賢治

◎論考
船山アレンジの音楽的特徴と歌謡界への貢献

◎編曲作品リスト


著者プロフィール
船山 基紀(ふなやま もとき)
 1951年、東京都目黒区生まれ。中野区立谷戸小学校、中野区立第三中学校を経て、早稲田大学高等学院から早稲田大学政治経済学部経済学科中退。幼い頃から譜面と地図が大好きで、中高は吹奏楽、大学からは早稲田大学ハイソサエティ・オーケストラでリードアルトサックス、コンサートマスターを担当。大学3年の時アルバイトで始めたヤマハ音楽振興会でのポピュラーソングコンテストの仕事で編曲の基礎を学ぶ。74年よりフリーの作編曲家として本格的に活動を開始し、77年には沢田研二の「勝手にしやがれ」で日本レコード大賞を受賞。中島みゆき「時代」、五輪真弓「恋人よ」、渡辺真知子「迷い道」などニュー・ミュージックを代表する作品を手がけていく。

 82年よりL.A.に拠点を移し、そこで出会った「フェアライトCMI」デジタル・シンセサイザーに衝撃を受け、帰国後、来るべき自宅録音の先駆けとしてこれを導入。以降Wink、中山美穂、荻野目洋子、森川由加里など、80年代アイドルの全盛期を築く。特に筒美京平氏作品の編曲は氏の編曲者中一番数多く、レコード大賞を始め数々の賞を受賞した。

 また、1980年代の田原俊彦、少年隊に始まり1990年代のSMAP、KinkiKids、2000年代のTOKIO、嵐、SexyZone、ABC-Zなど歴代のジャニーズ・グループの編曲を手がけてきた。舞台では「SHOCK(堂本光一)」「Playzone(少年隊)」「滝沢革命(滝沢秀明)」など、ジャニーズ・ミュージカルの代表作の音楽制作も担当している。2015年にはジャニーズ作品の集大成として、近藤真彦の35周年記念アルバム全24曲の編曲を手がけた。
 2014、15年にはJフュージョン界の大御所ギタリスト、増崎孝司との双頭コンボ、「Moto & Masu」で『Lawn Boys go to Manhattan』『Te Quiero』の2枚のアルバムを発表。

【著者紹介】
船山基紀 : 1951年、東京都目黒区生まれ。早稲田大学高等学院から早稲田大学政治経済学部経済学科中退。幼い頃から譜面と地図が大好きで、中高は吹奏楽、大学からは早稲田大学ハイソサエティ・オーケストラでリードアルトサックス、コンサートマスターを担当。大学3年の時アルバイトで始めたヤマハ音楽振興会でのポピュラーソングコンテストの仕事で編曲の基礎を学ぶ。74年よりフリーの作編曲家として本格的に活動を開始し、77年には沢田研二の「勝手にしやがれ」で日本レコード大賞を受賞。中島みゆき「時代」、五輪真弓「恋人よ」、渡辺真知子「迷い道」などニュー・ミュージックを代表する作品を手がけていく。82年よりL.A.に拠点を移し、そこで出会った「フェアライト CMI」デジタル・シンセサイザーに衝撃を受け、帰国後、来るべき自宅録音の先駆けとしてこれを導入。以降Wink、中山美穂、荻野目洋子、森川由加里など、80年代アイドルの全盛期を築く。特に筒美京平氏作品の編曲は氏の編曲者中一番多く、レコード大賞を始め数々の賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • 山田太郎 さん

    全部パソコンでできたりするので、絶滅危惧種なのかな、アレンジャー。大瀧詠一みたいな10年でアルバム一枚みたいなことはできないのかなと。大村雅朗偉かったんだなと改めて思う。CCBの京平先生のはなしここでもでてきた。音楽の聞き方変わりそうな本でした。アマゾン読み放題でこれは儲かった気分。買おうかと思ってたし。

  • 山田太郎 さん

    アレンジャーの本読んでますが、そうすると大村雅朗さんの偉大さがわかるというか。何かと話題が出てくるというか。井上鑑とかすごいと思うけど、なんか高級というか、それにくらべると職人技というかなんでもこなすというかそこらへんがどんなもんなんだろうなと、自分の仕事を考えて少し悩むところであった。CCBの話好きだな、ドラムの方亡くなりましたが、なんだか持ち上げ過ぎというかあの髪型でなんだろうなこれというかフロックオブシーガルスの真似だったのかな?違ったか。

  • Isamash さん

    著者船山基紀、構成・文馬飼野元宏。2019年出版。船山は中島みゆき曲のアレンジャーとしか知らなかったが巻末の編曲曲一覧を見て唖然。ニューミュージックから歌謡曲、アイドル曲、ジャニタレ曲、演歌歌手の曲まで、あまりの多さ多様さに唖然。自身はピアノでもギターでもなくサックス演奏家であったというのは意外。代表アレンジ曲としては、沢田研二「勝手にしやがれ」、渡辺真知子「迷い道」「かもめが翔んだ日」、田原俊彦「ハットして!Good」、少年隊「仮面舞踏会」などを挙げている。確かに最初の掴みは凄く。ピアノは羽田健太郎とか

  • MASA123 さん

    編曲家の手による、名イントロや間奏が好きです。五輪真弓「恋人よ」、渡辺真知子「かもめが翔んだ日」の編曲家が舟山基紀さんだったのか。編曲家の仕事がよくわかる本でした。編曲家はヒット曲の料理人、なるほど。

  • ルミー さん

    winkのシャンシャンのユーロビートサウンドがマジで神だと思って、編曲家を調べたら船山基紀先生だった。winkに関しては全て原曲を超越していると思う。私はフェアライト導入後のシャンシャンギラギラ船山先生サウンドが大好きで少年隊のABCが好きすぎて百万回くらい繰り返し聴いていたら打ち込みと生を二種類準備してフィルスペクターばりに分厚くさせたそう。88年からは他の楽曲も打ち込みが増え曲の様相がガラリと変わっていくので、船山先生はアーリーアダプタだと思った。さすがすぎ。巻末の資料だけで元がとれる。

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船山基紀

1951年、東京都目黒区生まれ。早稲田大学高等学院から早稲田大学政治経済学部経済学科中退。幼い頃から譜面と地図が大好きで、中高は吹奏楽、大学からは早稲田大学ハイソサエティ・オーケストラでリードアルトサックス、コンサートマスターを担当。大学3年の時アルバイトで始めたヤマハ音楽振興会でのポピュラーソング

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