土俵の矛盾 大相撲混沌の中の真実

舞の海秀平

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784408453507
ISBN 10 : 4408453501
フォーマット
出版社
発行年月
2011年09月
日本
追加情報
:
224

内容詳細

大相撲の持つ曖昧さと問題点をひとつずつ明らかにし、明るい未来に向けて解決へ導くには…。世の中の事象すべてが織り込まれた「曼荼羅」である大相撲を、魂の男が全国民に向けて語り尽くす1冊。

【著者紹介】
舞の海秀平 : 昭和43年2月17日青森県出身。日本大学経済学部を経て、平成2年夏5月出羽海部屋に入門、初土俵を踏む(幕下付け出し)。平成11年11月九州場所後引退。平成の牛若丸、技のデパートの愛称で親しまれた。元小結。現在、NHK大相撲解説者。スポーツキャスター・講演会等で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • シュラフ さん

    "天下の暴論か"もしくは"真実の正論か"。分かりやすく言えば、八百長事件について相撲のことをよく知らない外部の人間ががたがた言いすぎるな、ほっといてまかせておけ、と言っている。この書き方は下手をすると"ムラ社会の論理か"と事情をよく知らない読み手には誤解されそう。この八百長事件については、玉木正行の『「大相撲八百長批判」を嗤う』が対話形式でより丁寧な問題分析を行っているので関心のある方には一読をおすすめしたい。たしかに幼稚な正義が伝統を壊してしまうのでは、その世界で身体をはって生きる人間には耐え切れない。

  • makimakimasa さん

    無気力とは違う人情相撲など、白黒つけない大相撲の曖昧さや閉鎖性を肯定。貴乃花最後の優勝で敢えて武蔵丸を称える件、単なる勝負や格闘技ではない奥行を感じる。四股は大地の邪気を払い五穀豊穣を祈る。各藩のお抱え力士が文明開化の裸体禁止令を経て、M17年天覧相撲で人気復活。神事、芸能、興行、競技性を併せ持つ伝統文化は、髷や装束など江戸の生活を生身で残す時代のテーマパークという。頭部シリコン話の顛末に弟子1人180万の育成費支給、東>西やタニマチや横審の由来はトレビアだった。平均体重130s台がバランス最高との見解。

  • mitsuya さん

    大相撲はスポーツではない、という主旨は私の持論と同じ。全体として納得できる内容。年寄名跡の改革についてはずいぶん踏み込んだ主張をしていてびっくり。ただ、大相撲関係者にはありえない誤記(年寄名の書き方など)があって残念。編集者しっかりしてほしい。

  • anken99 さん

    現役時代はワザのデパートとして知られ、引退後は解説者として、角界に外側から関わり続けている舞の海の著書。さまざまな不祥事に揺れる角界に対して、自分なりの提言をおこなっている。それなりにはっとする意見も多いのだが、やはりどうしても歯切れが悪いところは仕方ないか。これは編集上の問題だろうが、誤字が少々多いのも気になった。ちなみに、ブックオフで購入したが、なんと本人のサイン本だった!お宝か。

  • ao-king さん

    いいことは書いているんです。角界を襲った諸問題についてもかなり踏み込んで書いているし。ただ、「大関隆乃若」(隆乃若の最高位は関脇)とか、「呼び出しは上の名前(名字)だけで下の名前はない」とか、相撲本としてはありえない間違いや簡単な誤植がちらほら…。それだけで「ああ、この本を担当した人間は相撲に何の興味もないんだろうな」ということが感じられてしまう。その点が本全体の評価を下げるほどに残念。

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