枕草子 21世紀版少年少女古典文学館

興津要

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062827546
ISBN 10 : 4062827549
フォーマット
出版社
発行年月
2009年11月
日本
追加情報
:
20cm,317p

内容詳細

親しみやすい現代文で古典の世界を再現し、日本の古典文学に初めて出会う子どもの理解を助ける、児童向け古典文学全集の決定版。本巻は、鋭い知性と感性にあふれた日本初の随筆文学「枕草子」を収録。

【著者紹介】
大庭みな子 : 1930年、東京都に生まれる。転校体験の多い少女期だったが、数多くの文学作品に親しみ、津田塾大学へ進む。小説・演劇・詩に熱中、創作もはじめる。1968年、アメリカの市民生活を描いたデビュー作『三匹の蟹』で群像新人文学賞、芥川賞を受賞。ほかにも、『がらくた博物館』で女流文学賞、『寂兮寥兮(かたちもなく)』で谷崎潤一郎賞、『啼く鳥の』で野間文芸賞、『津田梅子』で読売文学賞、『浦安うた日記』で紫式部文学賞などを受賞。2007年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • kagetrasama-aoi(葵・橘) さん

    日本語って清少納言の頃も現在も美しい!好きな段の一つ、第二三二段。月の明るい夜、牛車で川をわたると、水のしぶきが水晶のわれたようにくだけちってかがやく。まざまざと眼前に景色が浮かぶ文章。孫と一緒に読みたい一冊。

  • fu さん

    あらためて読むと、初読みした子ども時代とは違う側面に気付かされる。そもそも人に見せる為に書いたのではなく、本音で思うがまま書き溜めていたにも関わらず心ならずも世に出た作品、と清少納言本人が言うように、胸中に秘めておきたいようなことも率直に綴られている。現代の一般庶民とは異なる社会概念や尺度、文化が垣間見える。

  • 花林糖 さん

    (図書館本)面白いのだろうけど大庭さんの訳が合わないのか、何度か挫折しそうになりながら読了。各段最後にある大庭さんの感想も省いてほしかった。このシリーズ好きなんだけれど残念。

  • みるこおら さん

    原文は無理だけどせめて口語訳から、それも図書館の児童書のコーナーから借りてきて読了。遠い時代の話と思っていたのが意外と現代にも通じる感覚があって楽しめました。

  • 鈴木さん さん

    枕草子の良さは、清少納言の細かな観察力が文面に現れていることに第一の魅力があると私は思うのですが、それが所々カットされていて少し残念でした。理由の部分を削ってる場合が多いから、どうして清少納言がそう感じたのか伝わってきにくかったです。段ごとに訳者の感想をつけるよりも、本文を忠実かつ易しく訳すことにスペースを割いてほしかったなー。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

興津要

1924年生まれ。早稲田大学文学部国文学科卒業。早稲田大学名誉教授。専攻は近世文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品