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21世紀版少年少女古典文学館 第25巻

興津要

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062827751
ISBN 10 : 4062827751
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

親しみやすい現代文で古典の世界を再現し、日本の古典文学に初めて出会う子どもの理解を助ける、児童向け古典文学全集の決定版。本巻は、日本の紀行文学の最高傑作「おくのほそ道」ほかを収録。

【著者紹介】
高橋治 : 1929年、千葉県に生まれる。金沢の第四高等学校を経て東京大学文学部国文学科を卒業。映画会社の松竹に入社し、1960年より監督作品を発表、並行して戯曲も執筆する。1965年松竹を退社し作家活動に入る。1984年、釣り師の世界を描いた『秘伝』(講談社)で第90回直木賞を、1988年、『名もなき道を』(講談社)、『別れてのちの恋歌』(新潮社)で第1回柴田錬三郎賞を、1996年、『星の衣』(講談社)で第30回吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kagetrasama-aoi(葵・橘)

    最近東北方面に旅行したので、とても楽しく読みました。原文でも読んだことあるけど、いつか孫と一緒に読みそして旅行の話をするために、この21世紀版 少年少女古典文学館で予習、すごくわかりやすい現代文でした。特に中尊寺や山寺辺りの描写が手にとるようでした。地図と挿絵も嬉しい配慮です。あと、与謝蕪村の作品解説もわかりやすくて良かったです。このシリーズ、少年少女向けではありますが、十分大人も楽しめると思います。

  • ゆずきゃらめる*平安時代とお花♪

    〈日本の古典を読む第七回おくのほそ道〉のイベントより。江戸時代中期に俳人として活躍した松尾芭蕉の傑作な紀行文。この時代の古典は初読みなので最初はわかりにくかった。「土佐日記」に似たところがあるなぁと思いながら読んだ。おまけの、「山中三吟両吟歌仙」という連句は面白かった。吟じあって意味が続いて一つの長い歌仙ができるが連句の楽しみなのだろうな。

  • 茉莉花

    この本は解説が余白に書かれていたり地図も付いていたりと辞書無しで読めますが大分ゆっくりめで読みました。まるで芭蕉と一緒に旅をしてるような気分です!自分は個人的に旅行は好きではないのですが、その土地の名所や人との出会い、歴史を感じることで本来の旅の良さを知ることが出来たと思います。「おくのほそ道」は実際に旅で起きた出来事を書き残したのではなく一部芭蕉の創作も入ってるそうで「盛ってるのかい!」とちょっとツッコミを入れたくなりました笑 好きな俳句は「象潟や雨に西施がねぶの花」です。憂いのある美しさを表現してます

  • 春ドーナツ

    先日、能と狂言に触れた。ならば御三家とは言わないだろうけれど、今度は「俳句」じゃないか。そう思って読んだ。今更ながら「奥の細道」は俳句を取り入れた紀行文である。二句だけ、そらで詠じることができるけれど、「こういう」風な旅で、文章だったのね、というテイストを何となく掴めた(ら良いなと思う)。担当は高橋治さんで、少年少女向けというより、治節全開で、アダルトな仕上がりです。近世名句を、鑑賞するよ、ほととぎす(字余り)。

  • たつや

    日本の名著、難しい古典をやさしい児童書で。とても読みやすく、一緒に旅する気分を味わえた。有名な知ってる句もいくつか有る。芭蕉の名前の由来が知れた。今は便利だが、当時は風情があり、良い旅でしたね。

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