優しい言葉 パンとスープとネコ日和 ハルキ文庫

群ようこ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784758441063
ISBN 10 : 4758441065
フォーマット
出版社
発行年月
2017年07月
日本
追加情報
:
183p;16

内容詳細

心と身体に優しいサンドイッチとスープのお店を営むアキコの元に、腕白な兄弟猫がやってきた。「たい」と「ろん」と名づけられた彼らは食いしん坊で元気いっぱい。アキコと相棒のしまちゃんは、猫の毛が料理に入らないように細心の注意を払っている。そんなある日、しまちゃんから、近所にうちの店に似たお店ができるらしい、という情報が…。ドラマ化でも話題になった「パンとスープとネコ日和」シリーズ第三弾。のんびり幸せな風が吹いています。

【著者紹介】
群ようこ : 1954年東京都生まれ。1977年日本大学藝術学部卒業。本の雑誌社入社後、エッセイを書きはじめ、1984年『午前零時の玄米パン』でデビュー。その後作家として独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ミカママ さん

    『パンとスープ』第3弾。第2弾をすっ飛ばしてこれが手に入ってしまった(海外在住あるある)のだが、ドラマでおさらいしたので違和感は感じず。主人公アキコさんはもう50代なのだなぁ。「先生」との書簡のやりとりがとても素敵だった。読み終えて目下の悩みは、全巻文庫で揃えるべきか否か…あぁぁ悩ましい。

  • masa@レビューお休み中 さん

    愛猫を亡くして意気消沈していたアキコのもとに、新たに二匹の兄弟猫がやってくる。たいとろんがやってきた途端、家も生活も彩りを取り戻していく。アキコの生活を見ていると、当たり前の日常とか、ささやかな幸せって大切だなと感じますね。他人から見ると何の変わりばえもないように見えたとしても…。大切なもの、大好きなものがいるだけで、生きる張り合いになるんですよね。同じことをするとしても、単調で無機質よりも、複雑で生き生きしていた方がいいに決まっている。それが生きるってことなのかなって思うんです。

  • サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥 さん

    シリーズ第3弾。今回は「パンとスープ」よりも「ねこ」が多めな一冊。愛猫のたろを亡くしたアキコの元にやってきた新しい猫の兄弟「たい」と「ろん」。飼い猫が二匹に増えて世話も大変だけど、とっても楽しそう。猫を自宅で飼った事はないけど、こんな感じなのかなぁ。高校の時にいつも学生服に白い猫の毛をいっぱいつけていた友達を思い出した。軽く読めて通過のお供にはぴったりな一冊。★★★

  • ふう さん

    母の死、お店の開店、愛猫の死と大変なことがあったシリーズ1。そこを乗り越えての3冊目は、いくらか落ち着いて大きな出来事もなく日々が進みます。でも、人の暮らしに何もないということはなく、気持ちが沈んだりざわついたりする日もありますが、優しい言葉がそっと背中を撫でてくれます。多分、現実を生きるわたしたちの暮らしは、もっとぐちゃぐちゃでバタバタで、言葉もとげとげしくなりがち。物語のようにはいかないけど、アキコやしまちゃんのいるお店で温かいスープが飲めたら、少しはホッとできるかもしれませんね。

  • したっぱ店員 さん

    似たようなメニューの競合店ができたり、訃報に接したりと問題もあるけど、新キャラのどすこい兄弟猫、たいとろんが気ままに過ごす様が微笑ましくてやっぱり安らぐ。猫の毛を店に持ち込まないように気を付けるシーンでこんなにページを使うのってすごいかも。そんな日常を今作も楽しませてもらった。しまちゃんの新生活はどうなるのかな?続くといいなあ。

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人物・団体紹介

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群ようこ

1954年、東京都生まれ。日本大学芸術学部卒。数回の転職を経て、78年、本の雑誌社に入社。デビュー作『午前零時の玄米パン』が評判となって、作家専業に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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