こんな感じで書いてます

群ようこ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784103674146
ISBN 10 : 4103674148
フォーマット
出版社
発行年月
2023年09月
日本
追加情報
:
208p;20

内容詳細

感想にもならない罵詈雑言を書いてくる人には「うるせえな」。新卒で入った広告代理店を半年で辞め、転職すること四回。本の雑誌社で経理事務として働いていたときに書評を依頼され、初めて原稿料をもらったのが二十五歳。書きはじめの苦しみ、対象との距離感、「書く」と「読む」のバランス、まとはずれな誹謗中傷のやり過ごし方、前期高齢者になってからの変化、そしてお金より大切なもの。ずるずると入ってしまった物書き生活のなかで、考えてきたこと。

目次 : びじょの血しぼり/ 甚一おじちゃんと愛ちゃん/ はじめてのエッセイ/ 書きはじめの壁/ 優雅には書けません/ 会社をやめる/ すきま産業/ 海外旅行記/ ネタの見つけ方?/ 本の見つけ方/ 引き出しの中身/ 面白いもの探し/ ほめ十、けな十/ カンヅメ/ 圧力/ 就職差別/ 麻雀漬けの一年/ ネタ提供します/ 人前に出るということ/ ネタはどこから?/ 私であて私じゃない/ 電車の中で/ 男女差/ 書き続けるために

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • はれひめ さん

    群さんの自分史のようなエッセイ。群さんの心の中では鷺沢萠は健在なんだろうなぁと思う。 同年代の多方面で活躍している作家さんのくだりもあり。読者も某大理事長のエッセイとついつい比較してしまいます。群さんが図々しい相手を叱咤するエピソードなどこれからも漢気なエッセイをお待ちしてます。

  • tetsubun1000mg さん

    「群ようこ」ができるまでの本人制作のドキュメンタリー。 幼年期から本を読んでた小学生時代。 読書と音楽につかった中高生時代。 日芸大時代の授業の様子など細かい。 就職も上手くいかず転職を繰り返しての「本の雑誌」への入社が人生の転機になったようだ。 書評やエッセイなどを書いたのがきっかけで依頼が増えて睡眠時間を削って原稿を書いていたが、故目黒考二社長に認められて独立。 群さんのエッセイの題材の探し方、原稿を書くスタイル、推敲の仕方など作家志望者にも役にたつのでは。 最後の故目黒氏の葬儀のエピソードは寂しい。

  • olive さん

    本のあらすじだけの紹介ではなく内容と関連したもので面白さが伝わるような、なにかなにかをー!なんて欲張って考えてもネタがなと嘆いてる私だったが、そりゃそうだ。作家生活40年。手掛けた作品は140冊越えの群さんは、二十五歳で最初の原稿料をいただく仕事をしたときには、ネタになる話が二十四年分あった。二十四年分のネタが!そんでもって、「ネタは見つけようとするのではなく、向こうからやってきたものをキャッチするもの」とも語っている。ほんまもんを書く人はやっぱり違うと、目からあっぱれ星がキラキラこぼれたわ✨

  • Karl Heintz Schneider さん

    「いい文章を書くためには、本をたくさん読むべし。」優れた文章は優れた著作家を模倣することから始まる。また、著者は自分の書いた本の感想が肯定的なものばかりだと、つまらないと言う。否定的な感想の中にこそ真実があるし、また、次の作品へのヒントにもなる。故に、批判されることは全然怖くなく、むしろ有り難いと思っている。高校時代の先生が「嫌われるのは面白い」と言っていた。その時は理解できなかったが、少しだけわかったような気がする。

  • 青木 蓮友 さん

    今回は鷺沢さんにも触れていて、一層あけすけな痛快エッセイです。面白かったー。かつてわたしは当時の職場のことをぼやかしてブログに書いていたのですが、それがなぜかバレて怒られ、すぐ逃げ出した経験があります。あのとき「だって本当のことじゃないか」「見られたくないならピンクサファイヤのメンバーへの手紙なんかパソコンに残しておくな」となぜ言えなかったか。正直いまだに悔いています。だから尚のこと群さんのエッセイが大好き、大尊敬です。憧れの群さんを目標に、自分も世の中もありのまま客観視して暮らしていきたい。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

群ようこ

1954年、東京都生まれ。日本大学芸術学部卒。数回の転職を経て、78年、本の雑誌社に入社。デビュー作『午前零時の玄米パン』が評判となって、作家専業に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品