けんちゃんのもみの木

美谷島邦子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784776409762
ISBN 10 : 4776409763
フォーマット
出版社
発行年月
2020年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
32p;24X28

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • やま さん

    ページを開ける前から大好きな、いせさんの絵が目に浮かんできます。透明な、やわらかい、やさしい、美しい…青色の筆遣いが。あれ…ページを開けて行くと、青は青でも重く、沈んだ、青に、心に沈んで行く黄緑色の葉の色が…目に飛び込んできます。これは、と思い読んで行くと、あ、あぁ〜あの御巣鷹の、あれは36年前、私が34の時、日航機の消息が分からず不安を抱えていました。帰って来てテレビを見たら悲惨な光景が次から次に飛び込んできます。あの時ヘリに吊るされて一人の少女が助かりました、あの子は今どうしているのか…?🌿続く→

  • ☆よいこ さん

    絵本。幼くして亡くなった幼い命を思い、山を登る。焼け焦げた木から新しい命が芽吹く。「悲しくなったら泣いていい、ひとりでかかえこまなくていい、立ちどまっていい」いのちの明かりは未来につながっていく▽いせひでこさんの絵がとても美しい。1985年8月12日520人が犠牲となった日航ジャンボ機御巣鷹山(おすたかやま)墜落事故で9歳の息子を亡くされた著者の思いがあふれる本。事故から35年たつが、現代でも災害や病や事故で理不尽に亡くなる命に悲しみを重ねる。

  • とよぽん さん

    「あの日 たくさんの星が おすたか山にふった」・・・痛ましい航空事故。遺族の方の著書や講演も数ある中、美谷島邦子さんの文、いせひでこさんの絵による『ケンちゃんのもみの木』はまた悲しみを新たにすると同時に、歳月のもたらすものの大きさも感じさせる。お父さんとお母さんが植えたもみの木は少しずつ大きく太くなり、長い年月で空にとどくような高さになった。9歳のけんちゃん・・・大切なものは、なくならない。

  • どあら さん

    図書館で借りて読了。突然のお別れは誰だって辛いです…😭 いせひでこさんの絵が癒やしてくれました。

  • ヒラP@ehon.gohon さん

    いせひでこさんの絵にひかれて手にした絵本ですが、言葉を失ってしまいました。 御巣鷹山の日航ジャンボ機事故で亡くなった9歳の健ちゃんに寄せる、母親の焦燥感と35年間に辿った心を回顧する、祈りにも近い絵本です。 亡くなった520名の命、突然に断ち切られた人生を追悼して止みません。 それから様々な事件、事故、災害があり、多くの悲しみがありました。 人々の心から離れてしまった35年前の出来事ですが、家族にとっては、現在に繋がる、もみの木の成長のように心に根付いた忘れられない思いであることを痛感しました。

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