志ん生一家、おしまいの噺 河出文庫

美濃部美津子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309416335
ISBN 10 : 4309416330
フォーマット
出版社
発行年月
2018年09月
日本
追加情報
:
235p;15

内容詳細

名人志ん生の長女が、弟(馬生、志ん朝)らとの貧乏だが心豊かな昭和の暮らしをふり返る、肉親にしか書けない名人一家の舞台裏。

【著者紹介】
美濃部美津子 : 1924年、東京生まれ。五代目古今亭志ん生、妻りんの長女として生まれる。妹喜美子、長弟の十代目金原亭馬生、末弟の三代目古今亭志ん朝と六人家族。貯金局を経て、ニッポン放送勤務。志ん生のマネージメントを行なっていたことも(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • yamatoshiuruhashi さん

    志ん生の長女にして馬生、志ん朝の姉が書く美濃部一家のありよう。お母さんが、一番すごいね。あれだけ金を家に入れないお父さんをしっかり見守りつつ、内職で家族を養う。お母さんなかりせば志ん生はなかったのだとよくわかる。志ん朝がドラマに出ていたのは覚えているが、志ん生の落語を放送で観たこともない。それでも時代背景と共にその雰囲気が伝わってきた。

  • ともこ さん

    頬を春風に吹かれるような、志ん朝さんの軽快な落語が大好きで手に取った本。志ん生さんの長女美津子さんの飾らぬ語りは、隣のおばさんのおしゃべりを聞くようだ。ご家族を次々と見送り、お辛かったことだろう。63才で逝ってしまった志ん朝さん。今、ご存命でも80才と思うと、天国へ呼び寄せられた神様が恨めしい。手元にある音源が、いっそう宝物に思えた。

  • qoop さん

    一家の長女が語る家族それぞれの姿。エピソードの面白さという点ではやはり志ん生が抜群。その奇人ぶりが際立つ。破天荒な昭和の芸人像… というより純粋に変わった人だなぁ、と。さらに表題通り、家族たちを見とる様子が何とも云えない。年齢を重ねた著者が当時を振り返りながら情感を蘇らせ、同時にそれからの歳月を感じさせる語り口の重み。ごく私的な話を聞いているような親密さを感じた。また馬生、志ん朝ら個々の人柄を語りつつ、語られていないそれぞれの関係性が察せられるのも趣き深い。

  • tomo6980 さん

    昨日の「食卓」に載っていた話も多数。でも、何度聞いてもいいものです。今さらいうまでもなく、ほんとにヒドイ人なのだよな。ただ芸にだけは真摯で、艱難辛苦の末に名人と称される。なんてある意味、理想の生き方かも。そこが愛されキャラたる所以ですが。これを「業の肯定」って言葉にすると白々しいね。ま、付き合わされる家族はたまったもんじゃないけれど。

  • amo さん

    美濃部家一家のお話… 大好きな志ん生・馬生・志ん朝師匠を近くに感じれました。

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美濃部美津子

1924(大正13)年、五代目古今亭志ん生の長女として東京に生まれる。母・りんとともに家族を支え続けた。貯金局を経て、ニッポン放送に勤務。父・志ん生のマネージメントも務めていた。十代目金原亭馬生、三代目古今亭志ん朝は弟(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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