おしまいの噺 落語を生きた志ん生一家の物語

美濃部美津子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784757211322
ISBN 10 : 4757211325
フォーマット
出版社
発行年月
2005年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
サイズ13×19cm
251ページ

商品説明

古今亭志ん生一家、美濃部家の長女である著者の語りおろし。著者は落語の世界そのままの貧乏長屋生活、第二次大戦に満州に出かけていた志ん生の代わりに一家を支えた長男・馬生のこと、父・志ん生が売れ出してから生まれた志ん朝の子供時代から落語家になるまでと、著者は古今亭一家のすべてをつぶさに見つめてきた。その彼らの「ただずまい」「生き方」を自身の歴史を軸に語ります。

内容詳細

売れない父、内職する母、落語の噺さながらの貧乏長屋暮らし。落語を生きた、昭和・平成の三名人、志ん生、馬生、志ん朝。娘として、姉として、ともに暮らした家族として、語り残したい一家のこと。

目次 : 1章 子供時分の家族の暮らし(父と母のなれそめ/ 地震で酒屋 ほか)/ 2章 お父さんの襲名(『桃太郎』の噺/ ささやかな初恋 ほか)/ 3章 志ん朝の弟子入り(お父さん、大活躍/ お見合い ほか)/ 4章 お父さん倒れる(お父さん、危篤/ 「酒くれ!」 ほか)/ 5章 おしまいの噺(お母さんの形見分け/ また働きに出る ほか)

【著者紹介】
美濃部美津子 : 1924年、五代目古今亭志ん生の長女として生まれる。母りんとともに美濃部家を影で支え続けた。十代目金原亭馬生、三代目古今亭志ん朝は弟。貯金局を経て、ニッポン放送勤務。志ん生のマネージメントも行なっていた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • たつや さん

    ここ2〜3年、まとめて落語を聞き、志ん朝のファンになったので、勉強のつもりで読みました。もう、みんな死んでるので、落語はCDやDVDで聴きましたが、生前の生活ぶりや全盛期の日常が、お姉さんのインタビューで甦る。物凄い江戸弁で、まるで江戸時代の人の話を聞いてる気分でした。

  • 姉勤 さん

    志ん生の娘にして、馬生、志ん朝の姉。美濃部家の長女である著者が語る、志ん生一家の物語。 語り口調が、まるで美濃部家に同居しているような気分にさせるのは、さすが落語家一家の血なんですかね。 嬉しい事も辛い事も、家族のように感じる事が出来た。いや、自らの家族以上に情を感じた。 ”芸人は死んじゃうと芸ごと持ってかれちゃうんですよ(引用)”って言葉が響く。 個人的には馬生師匠のエピソードをもっと載せて欲しかった。

  • りえぞう さん

    ◎。NHK大河のいだてんでは小泉今日子が演じた志ん生の長女による家族の歴史ともいうべき本。素直にとても面白かった。が、たくさんいた弟妹を先に亡くしたのが悲しい。

  • かんちゃん さん

    不思議な縁で手元にきた本です。 落語家の生き様が、生々しく感じられました。 今度、ユーチューブで聞いてみようかな☺️

  • Gen Kato さん

    再読。これまでの著作の繰り返しといえば繰り返しなんですが、やはり読まないわけには…

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美濃部美津子

1924(大正13)年、五代目古今亭志ん生の長女として東京に生まれる。母・りんとともに家族を支え続けた。貯金局を経て、ニッポン放送に勤務。父・志ん生のマネージメントも務めていた。十代目金原亭馬生、三代目古今亭志ん朝は弟(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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