秋びより 時代小説アンソロジー 角川文庫

縄田一男

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041020685
ISBN 10 : 4041020689
フォーマット
出版社
発行年月
2014年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
256p;15

内容詳細

木綿問屋のひとり娘おまゆは、背たけは6尺、体重23貫の大女。そんなおまゆが契りを交わしたのは掏摸上がりの年下の男、又吉だった。皆に反対されながらも幸せな所帯を持った2人だが、又吉は再び掏摸に手を染めるようになり…(池波正太郎「市松小僧始末」)。ほか、古今の人気作家が勢揃い!江戸の「秋」をテーマにした大人気時代小説アンソロジー。文庫オリジナル!

【著者紹介】
縄田一男 : 1958年、東京都生まれ。文芸評論家。専修大学大学院文学研究科博士課程修了。著書に『捕物帳の系譜』(95年大衆文学研究賞)などの他、多くのアンソロジーを編む。91年に『傑作・力作徹底案内―時代小説の読みどころ』で中村星湖文学賞受賞。大衆文学研究会、日本近代文学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ドナルド@灯れ松明の火 さん

    秋を思わせる、物悲しく切ない短編集。やりきれない話が多い。佐江「解錠奇譚」が幕末の錠前師のこだわりを描き、短編の中で唯一明るい未来を描く。

  • ごへいもち さん

    池波、パス。その他△

  • 朔ちゃん さん

    上質な時代小説を読むと身がひきしまる想いがする。人間は弱きもの…そこからさまざまなドラマが生まれる。すべて素晴らしい作品だったが、中でも岩井三四二「蛍と呼ぶな」、佐江衆一「解錠綺譚」が、ラストに余韻があって良かった。それに、どこが秋なのかなーと作品の中で、秋の季語を探すのも大変楽しゅうございました。

  • ひさか さん

    2014年10月刊。 池波正太郎:市松小僧始末、藤原緋沙子:秋つばめ、岡本綺堂:菊人形の昔、岩井三四二:蛍と呼ぶな、佐江衆一:解錠綺譚の5編を収録。岡本さんの半七捕物帳が特に良かった。半七シリーズを読んで見ようと思った。

  • 鈴木かもめ さん

    短編は凝縮された、ストーリーが冴えます、作家の腕の見せ所と理解します、プラス五人のアンソロジー、良いです抜群。 しかし並べてしまうと、好き嫌いが出ます。 巻頭の池波正太郎さんは、初めて読みましたが、圧倒的に光ります、6尺のおまゆ、彼女の愛情と知能の高さ、、最高にお気に入り池波正太郎さん余裕です。 解錠奇譚、佐江衆一も魅力的な登場人物が、まるで目の前にいる様な表現、他も読んで見たくなります。

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縄田一男

文芸評論家。1958年、東京都生まれ。専修大学大学院文学研究科博士課程修了。時代小説・歴史小説に造詣が深く、『時代小説の読みどころ』で中村星湖文学賞、『捕物帳の系譜』で大衆文学研究賞を受賞。大衆文学研究会、日本近代文学会会員、チャンバリストクラブ代表を歴任

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