夏しぐれ 時代小説アンソロジー 角川文庫

縄田一男

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041009246
ISBN 10 : 4041009243
フォーマット
出版社
発行年月
2013年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
240p;15

内容詳細

武士、庶民の区別なく、季節はめぐり、夏の陽光が江戸にふりそそぐ。『御宿かわせみ』より、俳諧師の死の謎を追う「二十六夜待の殺人」(平岩弓枝)。『隅田川御用帳』より、因業な質屋の隠居を改心させた真相に迫る「ひぐらし」(藤原緋沙子)。夏の記憶と武士の生き様を描く「似非侍」(諸田玲子)。『人形佐七捕物帳』より、永代橋崩落に端を発した転落の物語「夢の浮橋」(横溝正史)。因果はめぐる「怪談累ケ淵」(柴田錬三郎)。江戸の夏、5編を厳選。

【著者紹介】
縄田一男 : 1958年、東京都生まれ。文芸評論家。専修大学大学院文学研究科博士課程修了。著書に『捕物帳の系譜』(95年大衆文学研究賞)などの他、91年『傑作・力作徹底案内時代小説の読みどころ』で中村星湖文学賞受賞。大衆文学研究会、日本近代文学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 小梅 さん

    積読本が雪崩れた事で下から出て来た本。季節もぴったり。時代小説アンソロジー、それぞれ良かった。横溝正史が時代小説を書いていたのは知らなかった。

  • ひなきち さん

    「お江戸の夏」のミステリー5編。すべての作品が珠玉で、あっというまに読み終えた。アンソロジーは、久しぶりの再会や、初めての出会いがあって楽しい(*´ω`*)再会組の横溝・柴練は、相変わらずの面白さ!初読みの平岩さん、藤原さんは、ページをめくるのが止められないくらいハマる。その並みいる秀作のなかでも私のイチオシは、諸田玲子さんの「似非侍」。武士の哀愁…矜持…を感じ…意外なラストにすっかり心を持っていかれた。衝撃だったな…(放心)。近いうちに収録作品、はたまた他の作品も読んでみたくなった。

  • みずたま さん

    夏をテーマにしたアンソロジー。どの作品も個性があって良かった。横溝先生は時代小説も書かれていたとは…。恥ずかしながら初めて知りました。「人形佐七捕物帳」も面白そうなので読んでみたい。

  • ごへいもち さん

    横溝、やっぱり古い。柴田、挫折。

  • ドナルド@灯れ松明の火 さん

    推理色や怖さの強い時代小説アンソロジー。やや重めのテーマが多かった気がする。タイトル「夏しぐれ」という言葉には違和感があった。春時雨・秋時雨・時雨(冬の季語)は存在するが夏に時雨とは・・・

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縄田一男

文芸評論家。1958年、東京都生まれ。専修大学大学院文学研究科博士課程修了。時代小説・歴史小説に造詣が深く、『時代小説の読みどころ』で中村星湖文学賞、『捕物帳の系譜』で大衆文学研究賞を受賞。大衆文学研究会、日本近代文学会会員、チャンバリストクラブ代表を歴任

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