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霊能探偵・藤咲藤花は人の惨劇を嗤わない ガガガ文庫

綾里けいし

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784094530421
ISBN 10 : 4094530428
フォーマット
出版社
発行年月
2021年11月
日本
追加情報
:
264p;15

内容詳細

藤咲藤花の元に訪れる奇妙な事件の捜査依頼。それは「かみさま」になるはずだった少女にしか解けない、人の業が生み出す猟奇事件。人の姿を持ちながら幽世のものに触れる異能をもつ彼女は、事件の解決に自分の居場所を求めて歩む。そして、その隣には「かみさま」の従者として彼女を守る役目を負うはずだった青年・藤咲朔の姿が常にあった。数奇な運命のもとに生まれ―そして本来の役割を失った二人は現世の狂気のなかで互いの存在意義を求め合う。これは、夢現の狭間に揺れる一人の少女と、それを見守る従者の物語。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 坂城 弥生 さん

    B.A.Dに似てるけど、B.A.Dのあざかは選ばれた存在で今回の藤花は選ばれなかった存在。シリーズになるみたいなので続きが楽しみです。

  • よっち さん

    幽世のものに触れる異能をもつ藤咲藤花が、かつて従者だった青年・藤咲朔とともにもたらされた事件解決に挑む物語。「かみさま」になり損なった結果ニートと化して霊能探偵の看板を掲げる藤花と、彼女に寄り添いお世話する朔。そんな二人が挑む内蔵落下連続殺人事件、誰かが殺されると予告する少女の真意、見えない友達の真実、人魚姫の自殺の悲しい真相、元「かみさま」候補たちが次々と殺される理由。二人のゆるいやりとりとシリアスな事件のギャップがなかなか効いていましたが、過去に向き合って乗り越える二人の絆がとても印象的な物語でした。

  • しぇん さん

    綾里先生の真骨頂。グロテスクだけど美しさと哀しさ。それに優しさと狂気が入り混じった物語でした。かみさまになり損ねた少女たちのあり方は辛いものがありましたが、それでも進もうとする藤花は可愛らしかったです。物語も美しい終わり方していますが続くのでしょうか?

  • ひぬ さん

    「かみさま」になり損ねた少女・藤咲藤花とその元従者・藤咲朔は二人に訪れる奇妙な事件を捜査します。ある異能を持つ彼女はその異能に頼らずに事件の真相に気付きますが、各々の事件の最終的な解決は結局藤花の異能に関わっていきます。人の死に関わっていくため、かなりダークな物語になりますが、独特な雰囲気もあり、面白かったです。似たようなテーマのB.A.D.は未読ですが、それ抜きでも楽しめました。いつかそちらも読もうかな…

  • ツバサ さん

    幻想的な描写と普段の日常の描写が良い感じに書き分けられていて、主人公とヒロインの関係性だったり、一緒にいる背景が想像しやすくなっていました。ミステリー要素はほんのりあり、事件の中身やそこに至るまでの過程に驚かされました。終盤に主人公、ヒロインの秘密が明かされて、上手く1冊にまとめられていたなと。続いて欲しいけど、ないのかな。ブログにて→ https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2021/11/19/210000

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人物・団体紹介

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綾里けいし

2009年『B.A.D―繭墨あざかと小田桐勤の怪奇事件簿』(刊行時『B.A.D.1繭墨は今日もチョコレートを食べる』に改題)で第11回エンターブレインえんため大賞小説部門優秀賞を受賞し、翌年デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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