カルネアデス 2 孤高の吸血姫と孤独な迷い猫 MF文庫J

綾里けいし

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784046826404
ISBN 10 : 4046826401
フォーマット
出版社
発行年月
2024年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
rurudo ,  
追加情報
:
264p;15

内容詳細

ここは匣庭。女王はひとり―。天使警察・エルと、気弱な悪魔・イヴのバディは、世界に隠された真実を探るため共に戦いを続けていた。ある日、最強の種族であるはずの吸血鬼の連続殺害事件が起きているという報せが入った。どうやら犯人は吸血鬼殺しに特化した人間・狩人。しかも大昔に吸血鬼との最終戦に臨んだ“最後の狩人”が蘇ったという不穏な言葉が囁かれ…?エルは吸血鬼の姫・ノアへの借りを返すべく、力を貸すことに。まずはペットのハツネの身を守り、匿って過ごしていたが…。その最中、ノアの館に狩人の魔の手が迫る!種族間の問題と吸血“姫”主従の想いを救うため、エルとイヴは争いの渦中へ―。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • オセロ さん

    世界の隠された真実に近づく為に、種族の垣根を越えて正式にバディを組むことになった元犯罪者で悪魔のイヴと天使警察のエル。そんな2人は最強の種族である吸血鬼を束ねる姫のノアとその配下の命を狙う最後の狩生とその末裔達による戦いに巻き込まれていく…。 狩生達による吸血鬼殺人事件を巡って様々なことが明かされていくのですが、言葉のチョイスとか本当にお洒落なんですよね。かと思えばイヴとエルやノアとハツネの愛の言葉はストレートで実に尊く、素晴らしいものでした。

  • よっち さん

    世界に隠された真実を探るため共に戦いを続ける天使警察エルと、気弱な悪魔イヴのバディ。ある日、最強の種族・吸血鬼の連続殺害事件が起きている報せが入る第2弾。どうやら犯人は吸血鬼殺しに特化した狩人で、大昔に吸血鬼と最終戦に臨んだ最後の狩人が蘇ったという不穏な噂が囁かれる中、吸血鬼の姫ノアへの借りを返すべく力を貸すエルたち。だんだんいいコンビ感が出てきたエル&イヴや、ルナとノアのペット・ハツネも交えたほのぼの感も良かったですけど、ノアを巡る最後の狩人との因縁や、主従関係の行く末がとても印象的なエピソードでした。

  • タイコンデロガ級 さん

    ノアと彼女の下に居るハツネのお話で、終盤の見開きページでの二人の接吻イラストはたまりませんでした! また吸血鬼と人間の種族間の話でもありました。 ハツネは人間だとばかり思ってましたが女王の血族に列する者だとは…。 ノアは前巻の時点で強大な吸血姫として描かれてましたが、始祖以上に強いのは驚きましたね…。と言うか吸血鬼の始祖様、なんだか頼りない印象が…w エルとイヴの二人の活躍も多くとても面白かったです。 次巻はジェーン・ドゥとリリスの話のようです。新登場した悪魔の女の子もどう絡んでくるのか楽しみです

  • 真白優樹 さん

    吸血鬼を殺して回った人間族の「最後の狩人」の復活が噂される中、ノアへの借りを返す為捜査に加わることになる今巻。―――対等ではなく主従として、だけどそれも愛の形。 望むものはそれくらい。強者だからこその、ノアの愛の在り方が示される中で、最後の狩人の復活に込められた秘密と共に舞台の不穏が更に増していく巻であり、どんどん波乱が深まっていく巻である。エルが思い至ってしまった女王の秘密、しかしその思いは遅く、黒幕が遂に動き出す。あまりにも遅きに失した中、エルたちはどうするのか。 次巻も勿論楽しみである。

  • 碧海いお さん

    2巻ではハツネとノアが中心の内容でした。主従の百合ラノベとしてよかったです。

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人物・団体紹介

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綾里けいし

2009年『B.A.D―繭墨あざかと小田桐勤の怪奇事件簿』(刊行時『B.A.D.1繭墨は今日もチョコレートを食べる』に改題)で第11回エンターブレインえんため大賞小説部門優秀賞を受賞し、翌年デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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