暗黒館の殺人 3 講談社文庫

綾辻行人

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062758802
ISBN 10 : 4062758806
フォーマット
出版社
発行年月
2007年11月
日本
追加情報
:
15cm,632p

内容詳細

恐ろしき浦登家の秘密がついに語られる。十八年前の“ダリアの日”に起こった不可解な事件―初代当主・玄遥の殺害。幼少の玄児が目撃した怪人物は、不可能状況下で忽然と姿を消した!?死に抗う妄念が産んだ館。その深奥で謎はいよいよ縺れ深まり…美しき双子姉妹を、信じがたい悲劇が襲う。

【著者紹介】
綾辻行人 : 1960年京都府生まれ。京都大学教育学部卒業、同大学院修了。’87年に『十角館の殺人』で作家デビュー、“新本格ムーヴメント”の嚆矢となる。’92年、『時計館の殺人』で第45回日本推理作家協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

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やっと儀式の真相や幼い時に見た犯人の姿な...

投稿日:2018/12/16 (日)

やっと儀式の真相や幼い時に見た犯人の姿など物語が動き始めます。ここまで頑張って読んできてよかったと思えるほど、大きな展開が起こります。

しおようかん さん | 千葉県 | 不明

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物語もいよいよ佳境へ近づきます。はぐらか...

投稿日:2012/12/23 (日)

物語もいよいよ佳境へ近づきます。はぐらかされてきた館における儀式の秘密も明らかになり、さてどんな風な結末へ続くのか・・期待がもたれます。間に入る館の描写、内言や登場人物の台詞の振り返りなどが多く、やっぱり長いなぁ〜という感が否めません。

peko-rock さん | 大阪府 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • イアン さん

    謎に包まれた浦登家の秘密が明らかとなる3巻。18年前、幼少の玄児は初代当主・玄遙が殺害された現場で、不審な人物を目撃する。しかし次の瞬間、怪しげな人物は忽然と姿を消し…。忌まわしき暗黒の館、その異様な一族の中で崇められるダリアとは何者なのか。近付くことすら禁忌とされる惑いの檻≠ェ設けられた目的とは…。時折挟まれるフォントを変えた独白と、未だに名前が明かされない中也の正体が衝撃の前触れを予感させる。このゾクゾク感は眠気も吹き飛ぶレヴェルだ。時空を超えて絡み合う謎はいよいよクライマックスへ。4巻へ進みます。

  • パトラッシュ さん

    (承前)SFやホラーでは作家の想像力が作品世界の構築に大きな役割を果たすが、謎解きが主眼のミステリとは食い合わせが悪い。カーの怪奇趣味があくまで装飾にとどまっていたのも当然だが、暗黒館にまつわる因縁は超自然界へ入ったのかと思えるほど爆発している。吸血鬼伝説と人肉食、大量殺人に近親相姦と浦登家が重ねてきた罪の歴史は、おぞましいという表現すら生ぬるく思えるほど。少しずつ秘密が明かされる過程に殺人事件解明の手掛かりがあるはずだが、シャム双子の姉妹が隠してきた信じ難い事実の前に一瞬で消え去ってしまうのだ。(続く)

  • 勇波 さん

    ミスター後回しの玄児君に、今だ覚醒しない江南君。されるがままの中也君に、もはやグダグダ「視点」君。。そりゃあ文庫本4冊にもなりますわな。玄児がやっとの事で語り出し、双子ちゃんも分裂し、この硬直した物語も進み出す予感。さて最終巻でどうまとめ上げるのか?探偵はどんな形で登場するのか?期待が膨らみまする★

  • nobby さん

    やっと明かされた暗黒館の諸々の真実!というか、判明するまで焦らす、焦らす(笑)さすがに中也が可愛そう…肉の正体はほぼ予想通り、というかそう読まされてるのか。浦登家の秘密が段々、奇々怪々な物になってきて着地点が想像出来ない。全く活躍してない江南や、何より登場してない名探偵がどのように絡んでいくのか。最後のどんでん返しに期待して、いざ四巻へ。

  • yu さん

    Kindleにて読了。 中々おぞましすぎる展開になってきた。。。 人物関係が複雑。ダリアの日の意味は怖すぎ。確かに、正常な精神を保つ方が難しい浦登家の歴史だわ。 ミステリーでもありホラーでもあり、SFチックでもある作品。 どんなラストが待っているのか気になりすぎて、一気に最終巻へGO。

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人物・団体紹介

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綾辻行人

1960年京都府生まれ。京都大学教育学部卒業、同大学院博士後期課程修了。87年に『十角館の殺人』で作家デビュー。これを引き金に巻き起こった「新本格ムーブメント」は、推理小説界の一大潮流となった。92年には『時計館の殺人』で第45回日本推理作家協会賞を受賞。「館」シリーズを代表とする本格ミステリを書き

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