十角館の殺人 講談社文庫<新装改訂版>

綾辻行人

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062758574
ISBN 10 : 4062758571
フォーマット
出版社
発行年月
2007年10月
日本
追加情報
:
15cm,495p

内容詳細

十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の7人が訪れた。館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。やがて学生たちを襲う連続殺人。ミステリ史上最大級の、驚愕の結末が読者を待ち受ける! 1987年の刊行以来、多くの読者に衝撃を与え続けた名作が新装改訂版で登場。(講談社文庫)


すべてはここから。清冽なる新本格の源流!大学ミステリ研究会の七人が訪れた十角形の奇妙な館の建つ孤島・角島。メンバーが一人、また一人、殺されていく。「十角館」の刊行から二十年。あの衝撃を再び!

【著者紹介】
綾辻行人 : 1960年京都府生まれ。京都大学教育学部卒業、同大学院修了。’87年に『十角館の殺人』で作家デビュー、“新本格ムーヴメント”の嚆矢となる。’92年、『時計館の殺人』で第45回日本推理作家協会賞を受賞。『水車館の殺人』『びっくり館の殺人』など、“館シリーズ”と呼ばれる一連の長編は現代本格ミステリを牽引する人気シリーズとなった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

総合評価

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館シリーズの中でやはり1番好きかもしれま...

投稿日:2021/07/15 (木)

館シリーズの中でやはり1番好きかもしれません。あの1行についてはみなさんも言及されていますが、ミステリとして素晴らしいですね。当時はキャラが浅い?と言われたそうですが、気になりません。

sissy さん | 不明 | 不明

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私も「あの一行」にやられました!たった一...

投稿日:2021/06/19 (土)

私も「あの一行」にやられました!たった一行、たった一言で「えぇぇぇぇ!」の境地。驚愕です。内容はとても読みやすく、謎解き、犯人は誰?の本格推理小説です。綾辻行人さんの館シリーズはどれも面白いけど、この作品が一番好きです。おすすめです。

Yuki さん | 神奈川県 | 不明

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船で無人島に行ったミステリー研究会の面々...

投稿日:2021/04/09 (金)

船で無人島に行ったミステリー研究会の面々が、次々殺されるという陳腐で古典的なミステリー。読みやすい文体でサクサク読めました。今読むと多少古臭い感は否めないが純粋に面白いです。やっぱりあの1行の破壊力は凄いと思いました。

ayu さん | 富山県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • W-G さん

    去年ふと思い立って新装版を購入。改めて傑作である事を認識。無味乾燥に見える文体もテンポ良く読ませるための実は一要因。館シリーズは暗黒館で止まっているので、最終作が出るまでには全部復習しておきたい。お気に入りは迷路館と時計館。唯一の不満が探偵役の名前。島田潔って・・・。ほんとに適当につけちゃったのね・・・。その後の鹿谷という名前もいまいちセンスを感じられない。

  • 相田うえお さん

    ★★★★☆20060【十角館の殺人 (綾辻 行人さん)】館シリーズ第1弾。なんちゃら殺人事件〜!的な作品は過去にそこそこ読んでたつもりでいたのですが、綾辻さん作品未読と気づき、読友さんから情報をいただき初トライ!さて、本作品、電気も無ぇ♬電話も無ぇ♬断崖絶壁無人島♬十角形♬部屋七つ♬奇妙な館で殺人だ♬おらこんな島嫌だ〜♬(なぜ替歌にした?)もうこれだけで面白です!さらに、館や島の図面にワクワク!いや〜、閉じた空間で次々とやられていくのは怖いですね〜。次は誰?も怖いけど仲間を信じられないのが怖いですね。

  • Kircheis さん

    ★★★★★ 再読。 今まで読んだミステリーの中でもベスト3くらいに入るびっくりなオチだったんだけど、今回は最初から犯人知ってたから細かい不自然な部分や殺人計画の穴が目立ちまくり(((・・;) それでも、雰囲気や登場人物の性格作り、そしてもちろん驚愕の犯人も含めて館シリーズで一番好きです(^o^)v たった一行でそれまで読んでた世界が変わる!

  • masa さん

    本格的で純粋なミステリーを読んだのは久しぶりかもしれません。たまにはこういうのも良いなあと思いました。後半から二転三転する展開。読者を驚かせる工夫に脱帽です。

  • 青乃108号 さん

    二冊続けて綾辻行人作品を読む。旧版は10年以上前に読んでいたが、新装改訂版を再読。内容はやっぱり全く覚えていなかった。しかし十角館にはじまって、他の館シリーズを何作か続けて読んだ記憶はあるので、当時の俺が面白い、と感じた事は間違いないだろう。さて今回。やはり変わらず面白い。例の1文をも含め読後の記憶が全く失われていた事に感謝。諸事情あって時間のない中でかなり集中して、根を詰めて読みこんだので、読み終えた時は満足感と心地良い疲労感に浸ることが出来ました。

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人物・団体紹介

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綾辻行人

1960年京都府生まれ。京都大学教育学部卒業、同大学院博士後期課程修了。87年に『十角館の殺人』で作家デビュー。これを引き金に巻き起こった「新本格ムーブメント」は、推理小説界の一大潮流となった。92年には『時計館の殺人』で第45回日本推理作家協会賞を受賞。「館」シリーズを代表とする本格ミステリを書き

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