龍樹の仏教 十住毘婆沙論 ちくま学芸文庫

細川巌

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480094087
ISBN 10 : 4480094083
フォーマット
出版社
発行年月
2011年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
細川巌 ,  
追加情報
:
15cm,322p

内容詳細

『中観論』で名高い龍樹が自らの求道過程を綴った『十住毘婆沙論』。第二の釈迦と讃えられながら、自の力で悟りの境地に達することは、人間には不可能だと判断した龍樹は、阿弥陀の名を呼べば救われるという、誰もが実践可能な道=「易行道(いぎょうどう)」を発見する。『中観論』が学問的に仏教と向き合う書であるのに対し、『十住毘婆沙論』は、自らが見つけた易行道に、多くの迷える衆生を導きたいという、慈悲の心に彩られている。多くの浄土思想家たちに影響を与え、法然・親鸞がその教学の根拠とした究極の救いの書を、わかりやすい現代語訳と注釈で読む。

目次 : 序品/ 入初地品/ 地相品/ 浄地品/ 釈願品/ 発菩提心品/ 調伏心品/ 阿惟越致相品/ 易行品/ 除業品〔ほか〕

【著者紹介】
細川巌 : 1919‐1996年。福岡市生まれ。広島文理科大学化学科卒業。福岡教育大学名誉教授。大学退職後は「ひかり養育園」を設立し、仏法に基づく幼児教育を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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