現代京ことば訳 源氏物語 1 桐壺‐明石

紫式部

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784469120653
ISBN 10 : 4469120650
フォーマット
出版社
発行年月
2005年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
22cm,463p

内容詳細

現代の京ことばで「源氏物語」を訳出した好評書を新たな装いで刊行、内容重視の5巻構成で贈る。本巻には美貌の皇子・光源氏の誕生から須磨・明石への流離までを描いた「桐壺」〜「明石」を収録。

【著者紹介】
中井和子 : 1927年、京都市の生まれ。京都大学文学部国文学科卒業。京都府立大学短期大学部教授を経て、京都府立大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • AICHAN さん

    図書館本。初源氏物語。学校の古文で触れたことはあるのだろうが記憶にない。ずっと源氏物語を読んでみたかったが古文が苦手なので現代語訳をと。でも、現代標準語に訳した源氏物語で果たして物語の気分を出せるのか疑問だった。最近、現代京ことば訳があると知ってこれを借りた。雰囲気が何ともいい。何といっても紫式部は現代京ことばの直系祖先のことばで綴ったのだ。訳すなら現代京ことばでやるべきだ。ただ、長かった…。これは1巻目で、あと4巻もある。こんなに長い物語だとは知らなかった。2巻以降は断念。朗読CDがあれば聴いてみたい。

  • sheemer さん

    面白いです。これまで与謝野版を2回、谷崎版を1回読んでますが、過去に読んだそれらと違う何かが加わった感じがします。標準語訳よりすんなりと入って読みやすい気がします。あまりあれこれ読み広げていないので、他でもそうなのかもしれないが、これは別バージョンとして楽しんで読み続けられるな、と思います。ので、読中だが、長いのでここで一応読んだことにして感想とします。ああ面白い。

  • 拡がる読書会@大阪 さん

    こちらは現代の京都の言葉で訳されています。 現代風のセリフなので平安時代の宮廷生活がより身近に感じられます。 シチュエーションを大事にしているようで宮中に仕える女房の視点から物語が語られ、その場にいるかのような臨場感があったり、京都の風土や文化も深く描くことでおり京都感をだしているそうです。 平安時代の雅やかな世界がより親しみやすく、理解しやすくなっているとのこと。 https://note.com/sharebookworld/n/n274d9218fb83

  • すいれん さん

    これで朗読劇…ってかラジオドラマみたいなのがあればいいのに…。耳から入ってくるとまた違った印象になるかも。頭の中でいちいち変換してる自分がいました。源氏ってアプローチ次第でいろんな形になるのね。

  • たかとう さん

    京ことば訳ってのが新鮮

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紫式部

生没年未詳。970年代の生まれと推測されている。日本文学史を代表する存在。『源氏物語』の作者として名高く、宮中の様子を描いた『紫式部日記』も残している。優れた歌人としても知られ、自作の和歌を集めた『紫式部集』があり、『小倉百人一首』にもその和歌が収録されている。また、藤原為時の娘として生まれ、藤原宣

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