盗まれたエジプト文明 ナイル5000年の墓泥棒 文春新書

篠田航一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166612789
ISBN 10 : 4166612786
フォーマット
出版社
発行年月
2020年08月
日本
追加情報
:
254p;18

内容詳細

エジプト史は略奪と盗掘の歴史だった!古代は財宝を狙って墓泥棒がピラミッドへ侵入。中世以降は秘薬ミイラを求めてヨーロッパから墓荒らしが殺到。エジプトをまるごと奪おうとしたナポレオンの遠征以降は遺跡へ学者やヤマ師が押し寄せた。今も人々を引きつけるエジプト文明。その隠された歴史が明らかに。

目次 : 第1章 いまも暗躍する盗掘者たち/ 第2章 ピラミッドの略奪/ 第3章 中世のミイラ泥棒/ 第4章 最大の「略奪者」ナポレオン/ 第5章 最後の「盗掘者」ベルツォーニ/ 第6章 それでも盗掘は続く

【著者紹介】
篠田航一 : 1973年東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。97年毎日新聞社入社。甲府支局、武蔵野支局、東京本社社会部などを経て、ドイツ留学後、2011〜15年ベルリン特派員。青森支局次長を経て、17年から3年間、カイロ特派員として中東を担当し、イラクやシリアの紛争地などを取材。20年4月から外信部デスク(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • m さん

    古代エジプト展の復習に。繰り返される盗掘の歴史。古代エジプト人と盗掘者たちの知恵比べを見ているようで興味深い。ヒエログリフ、私も勉強してみようかな(笑)解読できるようになったら展覧会がさらに楽しくなりそう。

  • 芋煮うどん さん

    新聞記事を書くことを生業にしている著者だけに、短いセンテンスで簡潔。メリハリもきいていて、おすすめ。

  • AkiTakahashi32 さん

    題名に惹かれて購入した本作。 盗掘と略奪のエジプト史。 興味深い内容だった。 あっという間に読めてしまった。 作中にでてきたヘロドトスの『歴史』。著者が抜群に面白いと書いてあるので、俄然興味がでてきた。 昔、あまりの読みづらさに挫折した経験が…。 今なら、読めそう。 魅力的な古代遺跡の数々。 一度は行ってみたい。

  • ◯ さん

    盗む行為を全編のつなぎにしながら語られるエジプト。特に著者の実体験や見聞きした話の部分が面白く、盗品の売り方や密輸業者の真贋テスト、身内意識の強い盗賊の話、ISと命をかけて守った男の話のあたりが印象深い。盗賊のせいでピラミッドから谷へなったとするならば、確かにエジプトの歴史の一部は盗みによって成り立っているし、考古学といいつつ持ち帰ってしまうことも、盗みと言える。自国の文化に興味を持つことが一方で盗みを減らすこと、教養と好奇心のバランスについても考えた。エジプト人の盛る話は聞きたい。謎がエジプトの魅力か。

  • 木倉兵馬 さん

    数ある古代エジプト文明本の一つ。タイトル通り盗掘を中心に描いたルポルタージュです。盗掘人が多く出たクルナ村の話からヘロドトス、ナポレオンなどの歴史上の人物、そして大山師ベルツォーニなどなかなか興味深く読めました。さらに「アラブの春」以降、古代エジプト文明の遺産は非常に激しい危機に晒されているとのこと。やはり経済が文明文化の支えであり基盤なのでしょうが、なんとかならないものでしょうか……。

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篠田航一

1973年東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。97年毎日新聞社入社。甲府支局、武蔵野支局、東京本社社会部などを経て、ドイツ留学後、2011〜15年ベルリン特派員。青森支局次長を経て、17年から3年間、カイロ特派員として中東を担当し、イラクやシリアの紛争地などを取材。20年4月から外信部デスク(

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