介護のうしろから「がん」が来た!

篠田節子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087880236
ISBN 10 : 4087880230
フォーマット
出版社
発行年月
2019年10月
日本
追加情報
:
240p;19

内容詳細

まさにガーン! 
直木賞作家・篠田節子が綴る、ふんだりけったり、ちょっとトホホな闘病&介護エッセイ。

認知症の母につき合って二十余年、母がようやく施設へ入所し、一息つけると思いきや、今度は自分が乳がんに!? 介護と執筆の合間に、治療法リサーチに病院選び……落ちこんでる暇なんてない!

作家・篠田節子が乳がん発覚から術後までの怒濤の日々―—検査、手術、還暦過ぎての乳房再建、同時進行で老健にいる母の介護―—を、持ち前の取材魂をもとにユーモア溢れる筆致で綴る闘病&介護エッセイ。
乳房再建手術を担当した聖路加国際病院・ブレストセンター形成外科医との対談「乳房再建のほんとのトコロ」も収録。

【目次】
1 発見 「ヒン」でもマンモに写らない    
2 入院まで 「標準治療」とは、お安くできるスタンダードクラスの治療、という意味ではないらしい   
3 再建の決断 還暦過ぎのシリコンバスト   
4 手術 「バストが邪魔」巨乳温存マダムのゴージャスな愚痴と、手術台上のガールズトーク
5 院内リゾート 読書三昧とオプショナルツアー   
6 退院 自宅療養時の不安 「先生、右側が叶恭子になっています!」  
7 手術後25日の海外旅行 天使が微笑む都――七年ぶりのバンコク  
8 日常復帰 雑用と飲み会の日々――廃用症候群三歩手前で考えたこと   
9 二度目の手術へ 乳房とは仰向けになると変形するもの――形成外科手術の難題
10 解禁 クリスマスの金の玉
11 乳房再建その後 見た目問題とさわり心地  
12 波乱含みの年明け がんのうしろから何が来る?   
13 介護老人保健施設入所の経緯 「施設もデイサービスもショートステイも、絶対拒否!」な家族を抱えた介護者のために――         
14 ホーム巡礼 八王子十四ヵ所 まずは見学、何をおいても見学、とりあえず登録   
15 ここは絶海の孤島!? パラオ Wi‐fiもケータイも繋がらない 
16 グループホームに引っ越し 娘のいちばん長い日  
17 エッセイは終わっても人生は終わらない  
【特別対談】篠田節子×名倉直美
やってみてわかった「ここが知りたい!」 乳房再建のほんとのトコロ   
あとがき 

【著者プロフィール】篠田節子 しのだ・せつこ
1955年東京都生まれ。90年『絹の変容』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。97年『ゴサインタン』で山本周五郎賞、『女たちのジハード』で直木賞、2009年『仮想儀礼』で柴田錬三郎賞、11年『スターバト・マーテル』で芸術選奨文部科学大臣賞、15年『インドクリスタル』で中央公論文芸賞、19年『鏡の背面』で吉川英治文学賞を受賞。『長女たち』『竜と流木』『肖像彫刻家』など著書多数。

【著者紹介】
篠田節子 : 1955年東京都生まれ。90年『絹の変容』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。97年『ゴサインタン』で山本周五郎賞、『女たちのジハード』で直木賞、2009年『仮想儀礼』で柴田錬三郎賞、11年『スターバト・マーテル』で芸術選奨文部科学大臣賞、15年『インドクリスタル』で中央公論文芸賞、19年『鏡の背面』で吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 夜間飛行 さん

    介護施設にいる母の健康を気遣っている間に癌と診断されたそうだ。うかつな私は本書を読むまで、乳癌の手術が女性にとってどれほど深刻なものであるかに気づかなかった。退院後、やっと見つけた新しい施設で母が問題を起こしてしまう。人はいつ想定外の出来事に遭うかわからない。すんなり偶然を受け入れるのは誰にとっても難しいだろう。そんな時でも、著者は「現実への対応で手一杯。最善の選択などあり得ない」といい、癌、介護、仕事、レジャーのどれも疎かにしない。先日読んだ『急に具合が悪くなる』とは状況こそ違え、やはり勇気づけられた。

  • 修一郎 さん

    親の認知症は目下最大の関心事なもんで篠田さんがお書きになっている記事は大変参考にさせてもらっている。異臭を放っている親を着替えさせる方法だとかなにせ実践的なのだ。この本は二本立てエッセイでありながらそのトーンは対照的だ。御自身の乳がん手術は明るく前向き,お母上の介護は思うようにいかずに苦戦の連続。薬でおとなしくなってもらうのは現実問題としてアリだとか現実的で切実だ。鏡の背面や肖像彫刻家を書いているときにこんな状態だったなんて,いやぁ驚きました。がんより認知症の方が怖ろしいとおっしゃる篠田さん‥同意です。

  • ゆみねこ さん

    篠田さんのエッセーは初めて。認知症のお母様の介護をしながらの執筆活動中に発覚したご自身の乳ガン。全摘手術・再建手術、その後の生活のこと、お母様の入所する施設探し。同年代の私にとって身につまされる気持ちで読了しました。小説は重くてハードな印象の篠田さん、とてもユーモアある文章でイメージ変わりました。

  • どんぐり さん

    認知症の母親の介護に乳がんのダブルパンチ。乳がんの手術体験を当事者の作家がどのように書いているのか興味深く読んだ。62歳、女性、閉経後十余年。出産、授乳経験なし。聖路加国際病院ブレストセンターを受診し、乳房切除と同時に水着を着て水泳がしたいと乳房再建を選択。手術後揺れ防止のために術後専用ブラジャーを着用し、再建術を受けるまでの数か月のアレコレ。実際は落ち込んだこともあったに違いないが、明るく、時にはユーモアをもって女性ならではの体験を披露している。老健からグループホームへの母親の施設探しもやって来て、がん

  • クリママ さん

    はじめて読む、篠田節子さんのエッセイ。認知症の母親が老健にいる間に乳がんがわかり、切除手術と再建手術を受ける。小説とは少し違う小気味よく歯切れのい文章。そのせいか、2人に1人はかかという病気のせいか、聖路加での医師たちの様子に、それは特別なことではなく、ちょっとだけ大変な日常の出来事のような感じさえする。自身の闘病に挟まれる母親の介護の話、そして、少し、旅行の話、作家仲間の話。年齢が近いせいもあり、著者が体験した様々なことに教えられ、納得もする。乳がんより認知症のほうが怖いと思わされた読後だった。

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篠田節子

1955年東京都生まれ。’90年「絹の変容」で小説すばる新人賞受賞。’97年『ゴサインタン』で山本周五郎賞受賞、同年『女たちのジハード』で直木賞受賞。2009年『仮想儀礼』で柴田錬三郎賞、’15年『インドクリスタル』で中央公論文芸賞、’19年『鏡の背面』で吉川英治文学賞受賞。また、’20年には紫綬褒

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