鎌倉ジャズ物語 ピアニスト・松谷穣が生きた進駐軍クラブと歌謡曲の時代

筒井之隆

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784120055799
ISBN 10 : 4120055795
フォーマット
出版社
発行年月
2022年10月
日本
追加情報
:
221p;19

内容詳細

藤山一郎は彼の伴奏で歌った。キャンディーズ、山口百恵は彼のレッスンを受けた。ナンシー梅木、沢たまき、上野尊子は彼が育てた。鎌倉が生んだ伝説のピアニスト松谷穣の人生。

目次 : 序章 鎌倉にジャズの灯がともった日(由比ヶ浜ビーチハウス/ 丹下キヨ子も渡辺美佐も―リビエラを賑わす華やかな顔ぶれ)/ 第1章 「カチューシャの唄」と鎌倉社交界(身の回りにはいつも歌があった/ 初恋は『宵待草』を歌う少女 ほか)/ 第2章 藤山一郎を救った友情(藝大の天才に出会う/ 淡谷のり子の朝鮮ツアー クラシックと軽音楽、二足のわらじ ほか)/ 第3章 空前のジャズブームは進駐軍クラブから(敗戦―『港が見える丘』をレコーディング/ アメリカンドリームは進駐軍クラブに ほか)/ 第4章 転機は突然に「ナベプロ」教室でスター育成(ジャズからポップスへ―悩みの先に光/ キャンディーズからの贈り物―ミキはド、スーはミ、ランはソ ほか)

【著者紹介】
筒井之隆 : 1944年大阪府生まれ。16歳からジャズを聴き、リスナー歴60年。ジョン・コルトレーン、ビル・エヴァンスを神とする王道派。学生時代、「Jazz批評」創刊号に平岡正明、油井正一、植草甚一と並んで「ジャズ至上主義者の自己愛的ジャズ論」なる青臭い評論を掲げるが、あまりの恥ずかしさに、以後、断筆する。同志社大学文学部英文科卒、読売新聞大阪本社入社、1985年日清食品株式会社入社、宣伝部長、マーケティング部長、常務取締役を歴任。2006〜09年立命館大学経営学部客員教授。2011〜21年カップヌードルミュージアム横浜館長。現在、ジャズ・ミュージアムちぐさ館長。新人コンペティション「ちぐさ賞」創設時から実行委員として新人発掘に努める。座右の銘は「ジャズは道連れ酔わな酒」。英訳するとThe Days of Wine and Roses!!(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • こうやん さん

    鎌倉周辺で活躍したジャズミュージシャン、松谷穣の生涯をを描いたノンフィクション。渡辺貞夫、黛敏郎、菊地雅章、そしてキャンディーズなどなどまずはその人脈に驚く。ミュージシャンとして、そして一人の人間として、その生き方に感動させられた。その背景には、関東大震災、鎌倉空襲なども。こちらも、神奈川新聞の書評欄から。

  • bookpig02 さん

    メインタイトルよりもサブタイトルの方が、本書の内容を的確に表現しているように思う。 印象的だったのは、日本のジャズ文化の原点は戦後アメリカの進駐軍のダンスパーティの演奏者だったということ。もう10年以上前のことになるが、私自身が大学時代、ビッグバンドジャズをやっていたときに、一部の譜面が「ダンパ」と呼ばれていたことを思い出す。 松谷穰をはじめ、戦前戦後の歌謡曲やジャズ周辺を学びたい人におすすめ。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

筒井之隆

1944年大阪府生まれ。16歳からジャズを聴き、リスナー歴60年。ジョン・コルトレーン、ビル・エヴァンスを神とする王道派。学生時代、「Jazz批評」創刊号に平岡正明、油井正一、植草甚一と並んで「ジャズ至上主義者の自己愛的ジャズ論」なる青臭い評論を掲げるが、あまりの恥ずかしさに、以後、断筆する。同志社

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品