白い悲鳴 祥伝社文庫

笹沢左保

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784396345013
ISBN 10 : 4396345011
フォーマット
出版社
発行年月
2019年02月
日本
追加情報
:
258p;16

内容詳細

陸進不動産の金庫から七百万円が忽然と消えた。責任を問われ、経理課の酒巻伸次と御木本平吉が解雇される。金を盗むことができたのは、酒巻含め経理課の六人のみ。納得いかない酒巻は真犯人を突き止めるべく、巧妙な罠を仕掛けるが―(「白い悲鳴」)。事件の陰に潜む哀しい人間模様を描いた四篇を収録。殺人、愛憎、裏切り、復讐…意表を突くどんでん返しのミステリー集。

【著者紹介】
笹沢左保 : 1930年、横浜生まれ。61年、『人喰い』で第十四回日本探偵作家クラブ賞を受賞。以来、旺盛な執筆活動を続け、推理、サスペンス、時代・歴史小説と幅広いジャンルで多数の作品を発表。2002年、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • とろこ さん

    10月初旬に読んだけれど、色々あって感想をUPしていなかった為、本日記入。ザ・昭和ミステリー。現代の感覚からすると違和感を覚えるところもあるけれど、理解できる部分もある。人間とは、弱いものなのかもしれない。

  • Shoji さん

    ストーリー展開が少しばかり古臭い感じがします。話の持って行き方も少々強引な気ががします。可もなければ不可もなし、といったところでしょうか。

  • tomoko さん

    著者初読み。もらった本。4つの短編だが、どれも昭和の香りがして、最後に、なるほど‥というドンデン返しが待っている。人間の弱さ、愚かさが哀しい余韻を残している。

  • momi さん

    「白い悲鳴」盗みの疑いをかけられ会社を追われた男…。七百万を着服し罪をなすりつけた犯人をみつけてやる!「落日に吼える」海外赴任中に突然会社からの帰国命令「兄が亡くなった!」自殺か他殺か!?四つのの事件の真相をさぐる主人公たちの話!大きな驚きは無くても、少しばかり古臭さを感じても、筋の通ったしっとりとした大人のミステリー集だと思います!私は楽しめました♪

  • ばりぼー さん

    会社の金庫から現金が消え、責任を取らされて解雇された男が、犯人を炙り出すため罠を仕掛ける『白い悲鳴』、死んだ兄の真相を探るつもりが、兄と16年前に離婚した元義姉と再会した途端、「ぼくは、あなたにもう夢中なんだ」と身悶える『落日に吼える』、近所で起こった通り魔殺人事件の直後、犯人らしき男がベランダから侵入し、部屋を通り過ぎてゆく『倦怠の海』、ホテルの屋上からボーイフレンドを突き落とすと、たまたま通りかかった通行人を巻き添えにしてしまい、何とか金で隠蔽を図る『拒絶の影』の4編。官能シーンの大サービス付きです。

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人物・団体紹介

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笹沢左保

1930年、東京都生まれ。郵政省東京地方簡易保険局勤務を経て、1960年、江戸川乱歩賞次席となった『招かれざる客』でデビュー。翌年、『人喰い』で日本探偵作家クラブ賞を受賞。1972年に始まったテレビドラマ『木枯し紋次郎』シリーズが一世を風靡する。晩年は佐賀に移り住み、執筆活動を続けながら、九州さが大

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